ＨＡＲＴＡ ＣＯＭＩＸ 花園に幹が立つ 〈１〉

野澤佑季恵

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2023/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 208p／高さ 19cm
• 商品コード 9784047374737
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

出版社内容情報

深い林を抜けた先に佇む、伝統と格式ある学び舎。
創立から百余年、都内有数のお嬢様校として名を馳せてきた「私立櫻凛学園 高等部」は、
少子化のあおりを受け、共学化することとなりました。
しかし、入学した男子はただ１人、遠野 幹（とおの・みき）だけでーー？

性別も文化も生活水準も違うクラスメイトに囲まれて、
遠野くんは無事、特待生としての立場を守り切れるのでしょうか。
受難と幸福を孕んだ学園生活の、はじまりはじまり。

当世屈指の美しき描線であなたを虜にする、新鋭・野澤佑季恵のデビュー連載！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ホシナーたかはし]

再読。学生時代の怖いものと言えば、女の子の団体に一人男が入り込む。そんなことを思い出す作品。本作は、最初から幹が苦学生の奨学生で、恋愛してる暇も余裕も無く、お約束ご都合主義なハーレム系の話になる雰囲気が皆無なところが良いです。ただ、恋愛よりも妙に怖い・ホラーな雰囲気があるように思えました・・・

2023/05/26

[alleine05]

お嬢様学校が共学になって、そこに特待生の学費免除を目当てに男子一人だけど通うことになって、という話。安易に女の子たちに囲まれたラブコメといった方向に進まず独特の雰囲気が魅力的……かと思ったんだけど、この巻の終盤の展開からするとやはり恋愛重視な方向性で話が進むのかね。まあまだ底が見えないところがあるから、良くも悪くもまだまだどうなるかよくわからん感じ。

2023/07/23

[にぃと]

この春から共学化したお嬢様学校に特待生の男ひとり、というといかにもなハーレムモノだが、この巻ではそんな感じではなく、お互いに交流しながらちよっとずつ距離を縮めていく交流を描いたような感じ。今のところは源さんがメインヒロインだけど、これから他の子たちの出番も増えていくだろうし、たったひとりの男子という部分が活かされる展開があるかもしれない。今後を楽しみにしたい。

2023/08/16

[Y]

思ったよりも面白かったな。こういう設定の作品久しぶりに読んだ気がする

2024/05/18

[蝉、ミーン ミーン 眠ス]

頼むから源さんは腹黒ヒロインであってくれ！！！

2023/05/14