出版社内容情報
魔王国の経済力、軍事力との差が開きつつあることに焦る人間の国々。
このままではさらに差が開くと、魔王国を調べるために密偵を派遣した。
そうして魔王国に侵入した密偵たちが各地で巻き起こすトラブルに、右往左往……することのない、“大樹の村”の面々。
トラブルがトラブルにならない“大樹の村”では、いつも通りの日常が謳歌されていた。
…………。
とりあえず、海に向かってラーメンへの愛を叫んでいる人は気にしなくていいと思う。
内容説明
“シャシャートの街”の近くでの大爆発!!!!“五ノ村”で暴れる人間の国からの密偵!“南方大陸”での猿とゴブリン族の抗争!それらに“大樹の村”が関わる…ことはあまりない!村長がラーメン関連で“五ノ村”に呼ばれるぐらいのはず!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
24
いきなりインフェルノウルフが現れて、クロイチで慣れていた魔王が不用意に近付いて、攻撃されてしまう。そのインフェルノウルフをヒラク村長が向かいに行って村に連れて帰る。そしてあっという間に4匹のメスに、、強く生きろよ!そんな大樹の村の恩恵を受けたせいか魔王の国は経済的に発展して、人族の国との国力はドンドン開いて行った。勇者は殺されたら生き返らなくり、剣聖と聖女は魔王の国におり軍事的にも魔王の国が圧倒している。そのせいで、魔王国との和睦に動き出す人族の国々。反魔族の旗に集っていた人族の王国は魔王の国とコンタクト2023/04/28
SIN EIM
14
【主にラーメン】の話がとても長く続く。映画とBLのこだわりもすごく長く続く。新しい要素はインテリジェンスアイテム。作品により製法は様々だけど、魔術や素材以外の要素で作成者を困らせる展開は初でした。個性を育てる教育分野は、タイジュの最強陣営でさえ手を焼くらしい。たぶん、ルーが最も疲弊したがこの巻。 2024/12/06
nishiyan
12
大樹の村の影響もあって経済的に発展する魔王国。それに危機感を覚えた人間の国の密偵が五ノ村で暗躍して…という本巻。魔王とひと悶着あった野良インフェルノウルフが村に連れて来られてから村長に何かと気遣われているのはさすがに(笑)。またヴェルサに端を発したザブトンの激怒には驚いた。密偵たちはカレーにラーメンと食に魅了されたり、魔王にスカウトされて野球を興じたりとなかなか酷い。魔王国組のゴールたちは面倒ごとを振られて大忙しと安定の展開。ラストの悪魔族の起こした騒動は中途半端なところで終わったのは残念。次巻が楽しみ。2023/04/28
サンゴ
10
野生の個体も居るのね2023/04/29
ぷりん
8
やっと読み直し完了 次は未読の16巻2024/06/26
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- 和書
- メメント・モリ