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出版社内容情報
・物語の背景
氷河期(スノーボールアース)を迎えた地球は、この世界的な災害から回復しつつある今。
物語の舞台は日本最北端の地、北海道。
・凍犬(とうけん)とは?
主人公の太一が飼っている凍犬(とうけん)は雪でできた巨大な犬だ。
名前は「しらこ」。
少しならば人間の言葉を真似することができる。
・物語について
世界はこれから温暖化が進んでいく。
春を待つ人々は喝采を挙げて春を待っていた。
だが、暖かくなると凍犬(とうけん)は溶けてしまう。
それはしらこにとっては死を意味する。
「ペットよりも自分の幸せをつかみなさい」
「凍犬(とうけん)は消えるのがさだめよ」
「あきらめなさい、太一」
希望を待つ、楽しげな周囲の人々に背中を向けて、
太一はひとり、永遠に冬が続く土地「虹の根」へ旅に出た。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たけのこ
1
日本全体が雪に覆われてしまったのか、局所的なものなのか。とにかくそこにはまれに雪でできた犬「凍犬」が生息しており、場所によっては春を遠ざける存在として忌避されていたり。そんな凍犬しらこと一緒に「虹の根本」を探す物語です。しらこ、形変わるとか…かわいいかよ。2023/02/11
うり
0
雪に覆われた北海道が舞台で、四季は無くおそらく長い間ずっと冬。凍犬という雪の身体を持つ巨大な犬がいて、主人公の太一が飼うしらこも凍犬なのだけど、もう、あまりにも愛しすぎる…。どのコマの仕草も可愛くて癒される。札幌でのお話は衝撃がすごくて胸が詰まった。2023/07/05
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