出版社内容情報
「では恐れながら、王女殿下を賜りたく存じます」
心優しい第二王女アイリーンは、八年ぶりに会った従兄で騎士団長のレオンハルトに、凱旋式で突然降嫁を望まれる。
幼い頃はアイリーンを泣かせることが大得意の、悪魔のような人だったはずなのに何故!?
疑うアイリーンを「むかしから、ずっと欲しかったんだ」 と、甘やかないたずらと溺れるほどの愛で絡め取ろうとするレオンハルト。
彼の隠された優しさを知ったアイリーンも徐々にレオンハルトに惹かれていくが
どうして彼がアイリーンにいじわるをしていたのか、その原因であるつらい過去を思い出して倒れてしまう。
さらに二人の婚約を機に、レオンハルトの旧友である副団長・マクシミリアンに不穏な動きが目立ち始め――?
逃げられない天然王女と、初恋を諦めない騎士団長の、いじわるから始まる異世界ピュアラブストーリー!
内容説明
心優しい第二王女アイリーンは、八年ぶりに会った従兄で騎士団長のレオンハルトに突然降嫁を望まれる。幼い頃はアイリーンを泣かせることが大得意の、悪魔のような人だったはずが「むかしから、ずっと欲しかったんだ」と、甘やかないたずらと溺れるほどの愛で絡め取ろうとするレオンハルト。戸惑いつつも人惹かれていくアイリーンだったが、何故彼がいじわるをしていたのか、その原因である過去を思い出し倒れてしまう。さらに二人の婚約を機に、レオンハルトの旧友である副団長・マクシミリアンに不穏な動きが―?初恋を諦めない騎士団長が泣き虫王女を追いかけまくる執着愛ストーリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
7
王女ヒロインと幼い頃の彼女を好きすぎていじめていた公爵家出身の騎士のヒーロー。手柄を立てた褒美としてヒロインの降嫁を願い、国王も了承したため結婚することに。よくある好きな子をいじめる系のヒーローではあるけど一応それには理由があり、ヒロイン兄の王太子がヒロインに当たりがきついのも、まぁいろいろあったんだなと。いろいろとばっちりというかやられてばかりのヒロインは気の毒だなと思うけれども。最終的にはハピエンになったからいいけれども。スピンオフが叶うならヒロイン兄の王太子の恋愛も読みたいなぁと思ったり。2023/04/02