出版社内容情報
スイス連邦の独立を描いた『狼の口』に続く、久慈光久の銭湯群像活劇、第2作目の舞台は15世紀の英国! サマーセット家に仕える騎士・ブラッドは主君を逃がすため、ひとり、橋の真ん中に残って後続を迎え討つ…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
12
(まるで円卓の騎士の物語から抜け出して来たような人 私がお仕えする騎士 サマーセット公お抱えのハウスホールドナイト ブラッド・ハーディング)ロンドンに戻る途中、襲撃を受けたサマーセット公エドムンド・ボーフォート。逃亡を続ける中、橋で一人、敵を食い止めたブラッド・ハーディング。 その功績をイングランド国王・ヘンリー6世に称えられる。一方で、エドムンドに恨みを持つヨーク公爵で、イングランド王位継承順位現在最上位のリチャード・プランタジネットは(続く 2023/11/15
aisu
11
表紙の人はヘンリー6世に仕えるサマーセット公の配下、騎士ブラッド・ハーディング。無双な感じだが、この人が主人公かな?息子も登場。一方で王位を狙うヨーク公リチャード・プランタジネット(後のリチャード3世の父)は、残虐さが際立つ。リチャードの妻の兄、ソールズベリー伯爵ネヴィルはある策略を助言する。リチャードが王位につけばネヴィル家も利益があるからだ。それはジャック・ケイドというこれまた無双っぽい男に動いてもらうことだった。2023/09/27
kanon
7
狼の口、大好きなので作者買い。まだまだ人物紹介。というかそもそも実話?なんだよな。楽しみだ。2023/02/14
YS-56
5
忠義こそ騎士の誉れ。赤と白の薔薇はどれだけの血を欲するのか。2022/07/24
Minky
4
薔薇戦争は全く知らないので楽しみ。 2022/07/30
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