出版社内容情報
中華;成り上がり;立身出世;皇帝;陛下;官吏;少女ラノベ;おこぼれ姫;十三の誕生日、皇后になりました。;コミカライズ
内容説明
バシュルク国への潜入捜査中、ムラッカ国の襲撃に遭遇した茉莉花は、絶体絶命の状況を打破すべく珀陽からもらった禁色の小物を使い傭兵団を雇うことに。さらに軍事顧問官であるアシナの信頼が必要となるため、心の動きを読み、その反応を見ながらムラッカ軍攻略への大胆な施策を打ち出していく。茉莉花の的確な指示にアシナは傾倒していき―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
52
シリーズ最新巻、バシュルク国編完結。詐欺師&メンタリスト茉莉花、面目躍如!頭脳攻防戦が凄すぎて(と、外地内地首都石橋の位置関係などがいまいちイメージできず…!)もう読むのに一所懸命です。笑 よくこんな心理戦を書けるなあ著者さん…←いつも言っている気がする。積み重ねてきた経歴が凄くなり過ぎて、もうこれ以上はいいんじゃ…?という段階。有望官吏として各所お役人達から良い意味で狙われて来ているので、珀陽のところまではかなりイイ線来てる!次巻はまた白楼国内のことが読みたいな。同時購入した十三歳の皇后も読みます♪2022/03/16
すがはら
37
茉莉花はすっかり悪徳高利貸しの免許皆伝でしょうか。上手く行き過ぎの部分もありますが、良い結果が出て良かったです。毎回色々な国の重要人物とのコネを着々と形成する茉莉花ですが、将来正式な外交の場で会う時はどんな立場になっているのでしょうか。今回は皆を手のひらで転がしていそうな珀陽が、実は天才の使う省略された言葉遣いに戸惑わされているという場面でニヤニヤさせてもらいました。次はどんな活躍をするか楽しみです。2022/03/18
よっち
31
バシュルク国への潜入捜査中、ムラッカ国の襲撃に遭遇した茉莉花は、絶体絶命の状況を打破すべく珀陽からもらった禁色の小物を使い傭兵団を雇う第十二弾。軍事顧問官であるアシナの信頼が必要となるため、心の動きを読み、その反応を見ながらムラッカ軍攻略への大胆な施策を打ち出していく茉莉花。その的確な指示に傾倒していったアシナをコントロールしながら、難局を見事切り抜けてみせたあたりには凄みを感じました。信仰に対するそれぞれの考え方も興味深くて、だいぶ周囲の評価も変わってきましたけど、柏陽との恋模様もどうなるか楽しみです。2022/04/05
はなりん
24
バシュルク編続き。バシュルクに間諜として潜入中にムラッカ国から戦争を仕掛けられ…。茉莉花はアシムの信頼を得て休戦へと策を与えていく。茉莉花は女神の域まで到達(笑)。凄すぎて何とも言えない。国に帰れば、出る杭は打たれるから、取り込み合戦へと。官吏としては高みへ登ってるけど、珀陽との関係がどうなるのか気になる。2022/05/29
dorimusi
23
バシュルク国編の後半。うーん信頼を超えると信仰になるのかぁ。わかるような、ご都合展開すぎるような・・・ちょっともやもやしつつ読みました。 とりあえず無事に帰国して、成果を報告して、無事嫉妬の対象から派閥取り込みの対象に変わったと。2023/11/08
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