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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bo-he-mian
12
正直な話をすると、同作者による一部で話題の『極東事変』は、戦後間もない闇市の時代を、ゲーム感覚でしか描けていない軽さに辟易した。で、第2巻は読む気がしないのだが、短篇ならばいいかなと思って衝動買い。まずこの作者の良い点は、古いメカや時代がかった街や建物や道具への異常なまでの「偏愛」があって、石畳ひとつとっても、不ぞろいな描写とかを細かく拘って描いている、という点。おそらく同世代の若手漫画家の中では、ここまで凝って描いている人はそうそういないと思う。2020/08/08
ヤギ郎
6
『極東事変』の作者による短編集。8編収録されていて、その内一つは奥付の後に掲載されている。1970年代のちょっとクラシカルは雰囲気を丁寧に描いている。ちょっと一昔前のフィルムを見ている気分。ストーリーや世界観はおもしろいんだけど、やはり短編だからか「もう一声!」欲しいところである。『都々逸』/ジャーナリストが九龍城を取材している中でクーロンと呼ばれた少女と出会う物語。この少女は九龍城の心なのではないだろうか。ちょっとファンタジー要素がある。2023/03/29
芙蓉
5
初読漫画家さん。面白かった。好きぃ!!となった。書店でこの方の「極東事変」が売っていて気になっていてまずは短編集からと思い購入して読んだらころっと落ちた。銃と血と硝煙と少女たちのドラマ。魔女と軍人の「へクセンハンマー」九龍城を訪れたジャーナリストが出会ったミス・クーロンと呼ばれる少女の「都々逸」表題作の殺された幼馴染の復讐に明け暮れる女の話「killerqueen」などが好き。この短編集を読み終える前に「極東事変」既刊2冊買ってきてしまった(笑2020/07/20
かやま
4
最近某映画の影響でちょっと興味を持っている九龍城砦を舞台にした短編が入っているので購入した。古いイメージだけど上海や香港のあの雑多だったり妖しげな雰囲気がやっぱり好きで、一遍見てみたかったよな~と思う。他だと表題作が良かった。2025/03/13
zoumurasan
1
絵柄が気になったので読んでみた。作者は若い人なのかな?話がちょっと好みでないというか、若さを感じた。絵は好きなので気が向いたら他のも読んでみるかも。2020/08/11