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出版社内容情報
気になる君はうしろの席に――。
古屋兎丸先生も夢中!?
「ずっとワヤマさんのツイッターやピクシブで漫画やイラスト拝見してました。
実は隠れファンなんです!
古屋兎丸」
WEBなどで噂の作品たちが待望のコミックス化。
話題の作品「うしろの二階堂」は全ページ加筆修正のうえ、30ページ以上の描き下ろし続編を収録。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
114
【夢中さ、作者に。】後半の「うしろの二階堂」4篇。うん、確かに、面白い! <顔面偏差値90なので、ふつうにしてたら、ふつうにお花が咲いてしまう、ふつうでない>二階堂明君のお話。中学時代は、もう笑っちゃうくらいモテモテで少女漫画の王子様だった彼に、“聖バレンタインの惨劇”が襲う――。その日、彼のロッカーには、チョコに紛れて、使用済みナプキンが入っていたのだ! だから、高校進学を機に、“可愛い”は封印! 最初、坊主頭にするが、それでも、<女子ってやたらと坊主の男子の頭を撫でたがるし…>と悩む顔が、カワイイ!⇒2021/10/22
ニャンゴロウ
104
まさか!本当に女子の部屋にいたとは!! 怖くてもう読めない。2020/08/06
しいたけ
90
高校生の私には、男子がすることが不思議だった。何故ハンバーガーの上手な潰し方を研究するのか。何故自転車の二人乗りで一緒にいる時間が短くなるのに全速力でこぐのか。寒い日、ズボンのポケットに手を入れさせてくれるのに、何故「準備が必要なんだ」とか言い出すのか。このコミックには、あの頃の私がわからないのに惹きつけられた男子の宇宙が詰まっている。各所レビューで「天才」と絶賛されている。私も娘に「この人天才!」と勧められた。文化庁メディア芸術祭だの手塚治虫文化賞だの受賞。私はこの世界観に夢中になった内のほんの一人。2020/05/21
buchipanda3
89
変な二人の男子高生の日常が描かれていて、最初は何だこいつだったのが、段々とツボにハマって次は何を見せてくれるのかっていつの間にか夢中になって読んでた。一人目の林はいつも意味不明な奇行ばかりだがどこか憎めない。むしろ、おいも3兄弟さんの話とかいじめっこの話で粋な一面を見せてやるなこいつと。二人目の二階堂は、常に伊藤潤二さんの漫画風の顔付きで周りから恐れられているが、その本当の性格からのズレっぷりが面白い。細かいネタに吹きっぱなし。本当に気のいいあんちゃんたちだった。2019/11/13
鱒子
71
いま話題の漫画家 和山さん。学校生活にまつわる短編集です。どの作品も魅力的で大好き。しかし、つかみどころが無いというのも魅力のひとつで、なかなか感想が書けなくて寝かせてしまいました。意味が有るよな無いよな、どうでも良いよな重大なよな、この空気感がたまらん。わたしこそ、夢中さ、作者に。あ、パイナップルは不要です。2021/01/23