出版社内容情報
ちょうどいいから、で赤奏国の皇帝・暁月の皇后となった十三歳の莉杏。
暁月との仲は、“かくれんぼ”をして遊ぶおままごと夫婦のままだ。
それでも『皇后』らしく、後宮で起きたもう一つの冠の謎や、新たな妃候補との対決を経て日々成長していく。
そんななか、暁月が白楼国の皇帝に呼び出された!!
莉杏は暁月の不在を政敵の目から隠すことになり!?
内容説明
ちょうどいいから、で赤奏国の皇帝・暁月の皇后となった十三歳の莉杏。暁月との仲は、“かくれんぼ”をして遊ぶおままごと夫婦のままだ。それでも『皇后』らしく、後宮で起きたもう一つの冠の謎や、新たな妃候補との対決を経て日々成長していく。そんななか、暁月が白楼国の皇帝に呼び出された!!莉杏は暁月の不在を政敵の目から隠すことになり!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
65
シリーズ第二弾。茉莉花官吏伝2巻で、暁月が白楼国で珀陽に頼まれて暴君っぷりを演じている(?)ちょうど真裏の赤奏国の前後譚。はー莉杏可愛い。本編が論理的で割とヒリヒリするので(笑)、なんっも考えずピュアに楽しめるこちらとのギャップが良い。莉杏の可愛さとそれに絆されてゆく暁月に癒されるー。純粋でどんどん成長していく莉杏が眩しい。後発で読んでいるため、茉莉花官吏伝と交互に読むという最高に楽しい読み方ができて嬉しい♡2021/02/10
よっち
50
暁月との仲はかくれんぼをして遊ぶおままごと夫婦のままな十三歳の莉杏。それでも『皇后』らしく後宮で起きたもう一つの冠の謎や、新たな妃候補との対決に挑む第二弾。年上の暁月が大好きで甘えるだけでなく、ちゃんと成長しようと頑張る莉杏が微笑ましい感じですけど、暁月もそんな彼女が愛しくて期待したい気持ちと守ってあげたい気持ちで葛藤してますね。後半は茉莉花の方とも連動する展開でしたけど、莉杏の奮闘はともかくとして、赤奏国というか暁月側の人材難が深刻過ぎますね、これ…単純に向こうについたからいないのか、払底しているのか。2019/10/06
はなりん
38
シリーズ2巻。莉杏が素直で暁月に対する想いも真っ直ぐにぶつけるので、気持ちよく読める。茉莉花官吏伝の2巻とリンクしてるので、あの時ねーって楽しめる。暁月も少しずつ絆されてきてるけど、まだデレるまでではないかなぁ。茉莉花〜の3巻4巻あたりがこの後ぐらいですね。読み返したくなりました。2023/03/06
すがはら
36
これは皇后という職業のお仕事物語だったのでしょうか?と思っていたら途中はミステリー仕立てで終盤には突然の愛を叫ぶ展開があって…と盛りだくさんで何度もおいしい一冊でした。しかし茉莉花のシリーズの方でも思ったけれど赤奏国の人材不足は恐ろしいほどですねぇ。暁月さんの苦労は続きそうです。2019/09/08
いぼいのしし
26
相変わらず莉杏が真っ直ぐでかわいい。暁月のことが大好きだから暁月に愛される妃になる為にがんばるのみ。今はまだお子ちゃまだから受け流してるけど、あと3、4年もしたら暁月もメロメロになりそう。(笑)2020/07/04