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内容説明
マッチはとくにそこに貼られた商標ラベルが命で商標の力は絶大だった。それだけにラベルのデザイン制作には細心の注意を払っている。他社と差を出すためのその卓越したデザインの奇抜さに、ラベルを見ていると異次元の世界に吸い込まれそうで後戻り出来なくなる。
目次
東京製マッチラベル
神戸を中心とした兵庫のマッチラベル
デザイン別に見るマッチラベル
大阪のマッチラベル
京都のマッチラベル
奈良のマッチラベル
和歌山のマッチラベル
岡山のマッチラベル
広島のマッチラベル
四国のマッチラベル
九州のマッチラベル
愛知のマッチラベル
北海道のマッチラベル
新潟のマッチラベル
静岡のマッチラベル
北陸のマッチラベル
三井物産のマッチラベル
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロミ
49
大正・昭和のマッチラベルよりも古めかしいデザインが多く、ちょっぴり浮世絵風?でも素敵です。2017/12/13
い
2
明治・大正期の生活必需品、マッチ。商品の顔となるラベルのデザインは、他社と差を出すために細心の注意が払われている。本書では蒐集家から集めた多種多様なラベルを生産地、製造所別に記載。動物、国旗、風景、ロゴマーク。どれも共通してモダンな雰囲気があり、奇抜で卓越したデザインは芸術の域である。商品的な観点も面白く、覚えやすさが重視されている。実際、猿が描かれたマッチはの品質が良かったらしく、「良質なマッチを買うなら猿のマーク」という覚え方がされていたらしい。カタログ的に鑑賞するのも良し、通読しても良い書籍である。2025/09/19
あぽ
1
眺めているだけできゅんきゅんする。2013/04/03
osdcsd
0
お誕生日にいただいた。お気に入り。