出版社内容情報
王妃になった転生幼妻、今度は国ごと胃袋掴みます!? 新章スタート!!元お菓子職人、和泉麻耶(33歳)の記憶を持つアルティリエは、国王となった夫・ナディルとまるで新婚のような甘?い夫婦生活を送っていた。
そんななか、アルティリエの生誕祭が開かれることとなり、二人と血縁関係のあるリーフィッド公国の世継ぎレスタークもやってくる。
とある目的のために来訪した彼は、15歳の王妃アルティリエを懐柔しようとし!?
汐邑 雛[シオムラ ヒナ]
著・文・その他
武村 ゆみこ[タケムラ ユミコ]
イラスト
内容説明
元お菓子職人、和泉麻耶(33歳)の記憶を持つアルティリエは、国王となった夫・ナディルとまるで新婚のような甘~い夫婦生活を送っていた。そんななか、アルティリエの生誕祭が開かれることとなり、二人と血縁関係のあるリーフィッド公国の世継ぎレスタークもやってくる。とある目的のために来訪した彼は、15歳の王妃アルティリエを懐柔しようとし!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
16
ただの恋愛ものというだけでなく、国難を描く全6巻スタート。このシリーズが好ましいのは、この世界なりのルールがきちんとあって、主人公はじめとする登場人物の言動に揺らぎがないところだなあ、物語がしっかり作られているから、安心して読めるのだなあ。一見するといとけないヒロインで、実際十五歳らしい愛らしさはあるのだけど、王妃としてのしっかりした立ち方が見えて、頼もしいです。のちの歴史にもきっちりと名の残る人物でしょう。さて、その王妃の名言が出ました。「私、実家に帰らせてもらいます」(笑)。2021/07/18
ゆり
14
王と王妃になったその先の物語も読めてうれしい。ふたりの揺るぎない仲良しラブラブさに和みます。ナディルは外面をよくすることをちょっとやめたのね。アルティリエ視点だと全く変わってないけど(笑)。レナーテが彼女に合ったかたちで活躍していて格好いい。アルティリエも段々威厳が出てきたなあ。レスターク公子は最初はなんて失礼なと思ってましたがナディルがあそこまで評価しているという点は鑑みていいかも。そしてエルゼヴェト公爵とナディル陛下の張合いや嫌味の応酬が何気に楽しいので無事に帰ってきてほしい。カレーが食べたくなる。2018/07/20
さなえ
13
お伽話のつづきってそういう意味か。前作から2年後、ナディルの溺愛もすっかり周知されたみたい。一方、成人しているようなのに二人の関係はそのまま。その甘々だけど、賢い国王夫妻に対して馬鹿な人物も。レスターク公子はまだしも異母兄たちはひどい。特に長兄、これのどこが優秀なんだか。毎度実家関係がもやっとするな。2018/07/17
碧海いお
9
久しぶりに続きを読んでみたら、アルティリエが15歳になっていた。2023/01/16
ミグ
8
なろうの続きが気になって。もうね、家系図についていけてないですw名前長すぎるしー。絶世の美女設定と挿絵のギャップが残念だし笑 ヒロインが王宮を抜け出すところで、この巻は終わり。公爵誘拐事件の解決に向けてと、家出?を察知したヒーローの動きが気になる。2019/04/17