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出版社内容情報
超ブラックな労働船はイケメンだらけのパラダイス?昭和初期、帝国海軍の保護のもと、"国策"として極寒のオホーツク海へ出漁した蟹工船「薄幸丸」。
"糞壺"と呼ばれる劣悪な環境で搾取される労働者たちは、イケメン鬼監督の非人道的な制裁に、
きゅんきゅんと胸をときめかせていた……。
『蟹工船』×ギャグ×BL!?
労働者の叫びと団結を書いたプロレタリア文学の代表作がなんとなくわかるようになる、キケンでユカイな爆笑コミック!
◎描き下ろしのおまけ漫画もたっぷり収録!
唐沢 なをき[カラサワ ナヲキ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
16
うわー。凄すぎる、眩暈クラクラこんな所に着地するなんて!なるほど蟹工船は男ばかりの世界、必然的に薔薇族やさぶの世界になるのかな?私も頭の中が蟹化してしまいました。良い子は決して読まないで下さい。2018/05/14
fum_sz
2
このコミカライズ(?)の原作が気になる大賞2018。中学校でタイトルだけは習うプロレタリア文学がBLギャグになってしまうとは…。BL描写がそこそこガチなのも笑う。2018/03/14
so-horse
1
やっぱりみんな死なないんだな。2018/09/17
davi
1
一言で言って「壊れてる」。描いてる作者もすんなり読み終えた僕も。2018/05/18
えーてる
1
「この世の終わりのような地獄絵図」というのが読んでいる最中に感じたこと。おぞましきものは美しく描いてしまえという天才的発想に舌を巻く。でも考えてみると、その昔、高野文子がやった技法だなこれって。中身の地獄絵図そのものはまったく見せずに、不穏な雰囲気に満ち満ちた表紙がとてもいい。カッサンドルの構図そのままにそびえ立つ薄幸丸の姿が、何と言えない不安を煽る。2018/03/19