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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
16
変わらなさは、ある意味、ひとつの強さでもある。デビュー前後のボツ原稿、果ては学生時代の習作まで網羅する新井英樹の短編集『セカイ、WORLO、世界』で、読者はそのことを痛感させられる。人が悪いのは、直近の作品まで収録されているので、否が応でも読み比べさせられた結果、なおさら変わらなさを実感するのだ。新井は自作解説で「恥ずかしい」を連発するが、それは自負の裏返しではないか。この変わらなさがあったからこそ、俺はここまで描き続けることができたという、そんな自信が滲み出ている。（つづく）2019/08/04
akihiko810/アカウント移行中
9
デビュー前後のボツ原稿、学生時代の習作まで入れた新井英樹の短編集。7/10点 「せかい‼︎岡啓輔の200年」は、建築家・岡啓輔を題材にした作品。田町で「蟻鱒鳶ル（ありますビル）」というセルフ建築をやってるらしい。信念をもって200年耐える建築を作ってる様に新井は共感したようで、熱の入れようが凄い。なぜかその当時ハマってたという女装した新井が出てくるのがヘンテコ。2020/12/04
manrelaxman
2
短編集。作成年の幅は、30年以上だが初期から今に至るまでどの登場人物も活き活きしており、新井さん節全開！唯一無二の世界観！ 「せかい‼︎岡啓輔の200年」は、建築家岡啓輔を題材にした作品でそれだけで面白いのだが、自分の思いを女装した新井さんと子ども姿の新井さんで掛け合う姿が面白い。2018/01/22
konagona
0
新井英樹のルーツや原型を感じることが出来る過去作。スケールがでかかったことと、理屈っぽかったことが伝わってくる。そして新作読み切り2本。2018/02/03
みずき
0
22018/01/30
