出版社内容情報
ようやく、ここまで来た――。 不器用な二人の恋の行方は……!?白魔の山脈を越え、無事イルストラ国に辿り着いたレティーツィア。
長兄フリートヘルムに対抗するには、まずこの国の協力を得なければならない。
“未来の女王”としての威厳を保ちつつ、交渉の席につく。
一方、レティの騎士達もそれぞれに作戦を決行！
しかし、軍師ゼノンの方が一枚上手で……!?
レティとデュークの恋の行方も気になるクライマックス目前第16弾！
石田 リンネ［イシダ リンネ］
第13回えんため大賞≪二期≫ガールズノベルズ部門にて、「おこぼれ姫と円卓の騎士」が優秀賞を受賞し、作家デビュー。
起家 一子［オキヤ イチコ］
内容説明
白魔の山脈を越え、無事イルストラ国に辿り着いたレティーツィア。長兄フリートヘルムに対抗するには、まずこの国の協力を得なければならない。“未来の女王”としての威厳を保ちつつ、交渉の席につく。一方、レティの騎士達もそれぞれに作戦を決行！しかし、軍師ゼノンの方が一枚上手で…！？レティとデュークの恋の行方も気になるクライマックス目前第１６弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
44
副題の通り、レティの反撃が始まりました! 今まで築いてきた関係性がレティを助けてくれる～胸が熱くなる展開です。そしてデュークとの再会、進歩です(笑)。次で最終巻、書きたいことを書ききってほしいです。楽しみにしてます♪2017/02/25
はなりん
34
次巻で最終巻ということで、きっと続きが気になるので、発売直前まで読むのを我慢しようって思ってたけど、誘惑に負けて一気読み。怒涛の展開。まさに反撃開始。レティの周りに味方がどんどん集結。離れていても、みんながそれぞれに考えて行動した結果がピタッと符号して気持ちいい。ラストのデュークとの再会はさすがこの二人っていう感じだったけど、どっと安心感が増した感じ。最終巻が楽しみであり、終わってほしくない寂しさもあり・・・。2017/03/18
まりもん
30
水路からの脱出作戦がばれていた時ヒヤッとした。でも手抜き工事のおかげで助かって良かった。そしてソレスとの再会などでレティ達も作戦成功して良かった。デュークとも合流できて反撃開始！2017/07/19
ゆり
25
表紙の二人の甘やかさに読む前から撃沈……。終始ゼノンの不気味な影におびえつつも、レティが今まで頑張ってこつこつ積み上げてきたものが報われてゆく展開に、心があつくなりました。この人脈とレティと騎士達のまっすぐ健やかな精神と柔軟な知略はきっとゼノンの狡猾さの上を行ってくれると信じてる。ソレス王子やアナスタシアとの再会の場面が挿絵込みでいい！全員見せ場があってよかったけれど！そしてエピローグでようやく心通じ合わせた二人の場面もとても良かったー！レティが可愛すぎてめろめろです。そしてアイリーチェがナイス。2017/02/16
すがはら
21
レティやデュークもかなり頑張っていますが、ゼノンの周到さを前にしては、なかなか望む結果にたどり着かせてもらえません。次巻でどれだけスッキリさせて貰えるか、今から期待しておきます。前振りらしき独白で、いかにも最後は長兄がいい人でした展開になって、彼が我が身を犠牲に事を収めようとするのをレティが止めるといったことになりそうな予感がありますが、ぬるい巻く引きは嫌です。良い意味で予想を裏切ってくれるでしょうか。2017/04/19
