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出版社内容情報
ひっそりなんて生きていけない、巨大化チート異世界ファンタジー!面倒ごとが嫌いな壬道駆流は、文化祭の準備中、クラスメイトとともに異世界に飛ばされてしまった。先見、解析、剣術――その世界を司る精霊の加護で、つぎつぎとチート級の特殊能力を身につけていくクラスメイトたち。それを尻目に、駆流が祈っていたのは『目立ちたくない』という一念のみ! そんな想いに同調してくれたのは、スキルがない無名の精霊テアケイル。これでひっそりやり過ごせると思った矢先、命の危機に晒された駆流の力が覚醒してしまい……!? ひっそり生きてなんていけない、目立ちまくりの巨大化チート異世界ファンタジー!
志田用太朗[シダモチタロウ]
切符[キップ]
内容説明
面倒ごとを避けてきた壬道駆流は、文化祭の準備中にクラスメイトと一緒に異世界へ飛ばされてしまった!解析、剣術―その世界を司る精霊の加護で、チート級の能力を次々と身につけていくクラスメイト達。それを尻目に駆流が祈ったのは、目立ちたくないという一念のみ!それに同調してくれたのは、スキルなしの無名の精霊。これでひっそりやり過ごせると思った矢先、命の危機に晒された駆流の力が覚醒し!?目立ちまくりの巨大化異世界ファンタジー!!
著者等紹介
志田用太朗[シダモチタロウ]
京都府出身。第16回エンターブレインえんため大賞優秀賞を獲得して、2015年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サケ太
9
人と関わることに煩わしさを感じ、面倒事を嫌う少年、駆流。同級生たちとともに異世界に喚ばれドラゴン退治へ。名の知られていない精霊の力を得た彼の能力は、題名通り。一巻で、駆流の精神的な成長を描いているのが良い。2016/12/05
サキイカスルメ
7
精霊さんたち可愛い。面倒事が大嫌いな駆流が、同級生たちと共に異世界召喚をされるお話。巨大化は確かに強いのですが、制限もあることから使っている場面は少なめかな。精霊のムルトのイラストが可愛くてお気に入りです。ムルトが力を貸す飛鷺も、よいお調子者でしたね。イラスト付きのキャラクターが多く、それぞれ活躍もしていてよかったです。ただ、駆流との絡みがほぼ無かった玲は薄かったかな。男子の方が濃かったような。百川は美味しいとこだけ持っていきましたね(笑)パルとのお話が好きでした。切符さんのイラストも素晴らしかったです。2016/12/04
nawade
7
★★★☆☆ 集団異世界召喚された学生は精霊の力を得てドラゴン退治に向かうことに、その中に面倒ごとが嫌いな壬道駆流と彼の考えに同調した無名の精霊がいたという異世界ファンタジー。精霊ごとの多彩な能力を活かしたバトルが特徴で主人公の精霊が何かというのが肝なのだがタイトルでネタバレしてますね。人と関わり合うことを嫌っていた主人公が馴れない環境と集団生活を通じて少しづつ変化していく様が短い中でも綺麗にまとまっていると思いました。物語の締め方も綺麗だと思います。百川がフリーダムすぎる。2016/11/30
真白優樹
5
異世界にグループで召喚され精霊の加護を受けた高校生たちの中、目立ちたくない少年が無名の妖精と出会い始まる物語。―――目立ちたくない想いが変わる時、少年は成長の扉を開く。一巻で割と綺麗に纏まっているこの物語、どちらかと言えば少年が異世界の人達や精霊達、そして級友達と関わり合い心の扉を開いて成長する物語となっている。悪さをする竜を倒す為に始まる冒険、誰かに関わらなければ進めぬ状況。そんな冒険をする中、少年は成長し前を向き誰かに関われるようになっていく。彼はこの先どんな未来を進むのか。 うん、面白かった。2016/12/06
ゆさんば
4
志田さんの2作目早速読みました。期待してた以上…前回を上回る面白さでした。軽く読み手をストーリーの中に引き込んで、所々クスッと笑わせてくれるような掛け合いがあったり、最近流行ってる異世界召喚話の中でも、キャラクターの個性がそれぞれ際立っていて読みやすかったです。前回同様テンポが良く、また次読みたいなと思わせる読後の読み味は流石だなと思いました。個人主義の主人公が村の少年との関わりで成長していくシーンには感動しました。私はテアケイル様がお気に入りです。2016/12/04
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- 唱導文学研究 〈第7集〉