内容説明
多くの賢人たちの名著を客観的に検証し「戦争がなくならない」理由を問う本。
目次
プロローグ 「戦争とは、つける薬のない者につける薬」
1 戦争とは、平和とはなにか(戦場からの恐怖の報告;戦争はやむにやまれぬ「超制度」である)
2 文明と戦争と帝国は“三つ子の兄弟”(歴史とはすべて帝国と植民地の歴史である;テクノロジーと戦争の進化 ほか)
3 21世紀の文明の衝突(「9.11テロ」の衝撃とその後;世界テロ戦争と「文明の衝突」 ほか)
4 人間と権力と戦争のナゾ(動物の攻撃本能とその抑止のシステム;人間の攻撃衝動と権力の魔性)
エピローグ 21世紀も戦争からはじまる
著者等紹介
久保博正[クボヒロマサ]
昭和13年東京生まれ。慶応義塾大学(仏文学)卒。東京・原宿にて20年以上に及ぶ調査研究・執筆活動を経て、データベース業「日本データ&ダイアグラム社」代表。執筆活動では、情報化社会論、エネルギーと環境問題、食糧・人口・水問題等の委託研究論文のほか、ノンフィクション作家として、サルトル哲学と仏教哲学の比較論考をした『悩みの消し方』(ダイヤモンド社)などの自己啓発関連書、インスピレーション・ポエムの翻訳詩集『Yes,I Can(私はできる)』(すばる舎)や、外国為替の実務書『これならわかる円・ドル相場』(すばる舎)など多ジャンルにわたる多くの著作を上梓。いずれもユニークな切り口で定評があり累計40万部を超えるヒット作を生んでいる。神奈川県小田原市在住。国際交流活動を通じて米モンタナ州「名誉州民証」受証
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