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出版社内容情報
珠玉の短編連作シリーズ、いよいよ完結。
「海」を映す幻燈機を持って旅を続けていたおじいさん。
息子を失って以来、帰ることのできなかった故郷へついに……。
10年以上に渡って愛され続けた「庭先」ファンタジー・シリーズ、極上の最終巻。
【著者紹介】
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
16
図書館から。ほっこりする話がたくさん入っていてにっこり。すどさんも自分も年取ったんだなあ。でも、やっぱすきだこのひと。キャッツアイやってる3人のオネエサマ見て鼻水ふきだしちゃった。2016/10/15
gelatin
9
★★★★★ 長いシリーズの完結は清々しく寂しくて、表紙の温かい橙色とともに胸に染み込んでくる。須藤真澄の、最近の色だと思う。おさんぽ大王のサイケな色合いや、若い頃の水色も好きなんだけど。幻燈機のお爺さんが帰り、また出ていく、あっけらかんとした明るさとその向こうにある哀しみを湛えた静かな場所。『グッデイ』は死別への能動的な理解として際立っていると思ったが、こちらはそれをさらに越えている。人の心のなかに形を変えて残り続ける愛しいものたち。どれも良いが、特に後半。これから先もきっと何度も読む。2017/02/07
江藤 はるは
6
胸の音が燃えている2020/05/17
青猫ちびすけ
5
「庭先シリーズ」も遂に完結。このファンタジー連作、好きだったなぁ。あの姉妹とオネエ3兄弟と幻灯機のおじいさんが特に好き。漫画界の星新一的シリーズだと思う。2016/03/28
はるな
3
「いぬぐちゅり」新人だからまだ失敗しちゃうこともあるよね。でも失敗したからこそ見つけられるものがある。女の子の幸せとかね。 「めもりや」迷ったときは初心に帰る。大事。 「ウィズ・ア・ブック」人生は一冊の本。自分の物語が白紙なのはきっと、これからたくさん書かれていくからだろう。自分の物語は自分で書いていくんだ。そんなメッセージが込められてる気がする。 『庭先案内』から続いた短編集シリーズ、これで全部読み終えました。どれも温かく、そして笑えるお話だった。須藤さんの作品これからも読みたいな。2019/07/18