内容説明
『坂の上の雲』(原作・司馬遼太郎)の主人公、日露戦争の英雄、秋山好古(日本陸軍・騎兵の父)秋山真之(日本海軍連合艦隊・参謀)。なぜ、この兄弟の生き方が日本人の心をとらえるのか。
目次
プロローグ いまなぜ「秋山兄弟」なのか
1章 道を選ぶ(「大変化の時代」をどう乗り越えるか;岐路に立つ;一事を成す;危機に、どう立ち向うか)
2章 才を磨く(独創力は、いかにして生まれるか;常識を覆す;本質を見抜く;活きた組織、死んだ組織)
3章 時に生きる(能力主義が復活した時代;子規と楽天思想;組織の時代へ;軍人とはなにか;秋山真之と東郷平八郎)
4章 己を貫く(いまやるべきことをやれ;未来を見る眼は持てるか;一心不乱で活路を開く;当事者精神を持て)
著者等紹介
池田清[イケダキヨシ]
1944年、海軍兵学校卒業(七三期)。少尉候補生として重巡洋艦「摩耶」に乗り組み、同年少尉に任官。1945年、海軍潜水学校普通科入学、海軍中尉に任官。伊47号潜水艦に乗り組む。終戦後、東京大学法学部政治学科を卒業。のち大阪市立大学法学部教授、東北大学法学部教授、青山学院大学国際政治経済学部教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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