出版社内容情報
海巡り合うはずのない“他人の日常”とのちょっと奇妙な出合い
◆見知らぬ誰かとの片道書簡◆
「自分の水曜日の出来事」を手紙に書いて送ると、「誰かの水曜日」が代わりに届く、世界で唯一の“郵便局”。
海の上のポストに届いた“1週間のまんなか”のできごとは、こんなにもささやかでこんなにも劇的でした。
◎巡り合うはずのない“他人の日常"とのちょっと奇妙な出会い◎
1週間の真ん中の水曜日は人々の日常であふれています。
全国1億2千万人の水曜日はじつにさまざま。
そんな「水曜日の物語」を綴った手紙が
熊本県南部にある小さな町の海辺に届きました。
知らない誰かの水曜日の物語が流れ着き
知らない誰かの元へ旅立つ洋上の赤崎水曜日郵便局。
手紙を通じた一期一会。
ささやかな希望と奇跡をお届けします。
{赤崎水曜日郵便局とは・・・}熊本県南部の小さな町・津奈木。この町の海辺にある廃校になった赤崎小学校を利用したアートプロジェクトとして“開局”しました。ここへ「自分の水曜日の出来事」を手紙に書いて送ると、「誰かの水曜日」が代わりに届きます。“刹那的な信頼関係”によって結ばれる、手紙を通じた一期一会。そんなちょっと不思議な“片道書簡”です。
内容説明
赤崎水曜日郵便局は、熊本県南部の小さな町の海辺にある廃校になった小学校を利用したアートプロジェクトとして開局しました。ここへ、自分の水曜日の物語を送ると、知らない誰かの水曜日が届きます。“刹那的な信頼関係”によって結ばれる、手紙を通じた一期一会。そんなちょっと不思議な“片道書簡”を1冊の本に編みました。
目次
はじめに「水曜日の消息」
手紙の紹介「水曜日の片道書簡」(春 3月・4月・5月;夏 6月・7月・8月;秋 9月・10月・11月;冬 12月・1月・2月)
アナザーストーリー(水曜日だけじゃない日々;広がる赤崎水曜日郵便局)
おわりに「水曜日の物語」
著者等紹介
楠本智郎[クスモトトモオ]
つなぎ美術館主幹・学芸員。1966年福岡県生まれ。大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科卒業。鹿児島大学大学院人文科学研究科修士課程修了。タイ国立大学の常勤講師などを経て2001年から現職。社会教育事業としてのアートプロジェクトを考案し、アーティストと住民が年間を通じて地域資源を活用しながら表現活動に取り組む「住民参画型アートプロジェクト」を2008年から実施している。近年は複数のプロジェクトを同時に運営しながら地域密着型アートプロジェクトの功罪を踏まえたうえで、都市部から離れた地域におけるアートの可能性を探っている。熊本県津名木町が運営するつなぎ美術館唯一の学芸員。「赤崎水曜日郵便局」プロデューサー兼管理人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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