角川SSC新書<br> 楽天イーグルス優勝への3251日―球団創設、震災、田中の大記録…苦難と栄光の日々

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角川SSC新書
楽天イーグルス優勝への3251日―球団創設、震災、田中の大記録…苦難と栄光の日々

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  • サイズ 新書判/ページ数 173p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047316232
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

球団創設初の優勝を果たしたプロ野球・東北楽天イーグルス。新球団の誕生、1年目の大敗、野村克也監督時代、震災、田中将大の連勝記録と…。その波乱の歴史を、チーム関係者・選手の証言とともに振り返ります。

内容説明

球団創設初のリーグ優勝を果たしたプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルス。9年前、球界再編の果てに「50年ぶりの新球団」として誕生して以来、その歴史は波乱に満ちたものだった。首位から51.5ゲーム差という歴史的大敗を喫した1年目、野村克也監督時代のチームの成長、「震災」と向き合いながら戦った2011年のシーズン、そして2013年、田中将大の怒涛の連勝記録とチームの快進撃…。戦力も設備もなにもかも足りなかった球団は、どうしてここまで強くなれたのか。仙台、東北とともに歩んできたイーグルスの歴史を、創設メンバーの選手として2012年まで活躍した山村宏樹氏が、チーム関係者・選手の証言とともに振り返る。

目次

序章 楽天イーグルスはどうしてわずか9年で強くなれたのか
第1章 突然生まれた「新しい球団」―2004~2005年
第2章 本当の「プロ野球球団」になるまで―2006~2010年
第3章 東北の球団として向き合った「震災」―2011~2012年
第4章 リーグを席巻した楽天イーグルス―2013年
第5章 杜の都の球団の未来

著者等紹介

山村宏樹[ヤマムラヒロキ]
1976年5月2日、山梨県生まれ。1994年秋、山梨県立甲府工業高校からドラフト1位でプロ野球・阪神に入団、2000年に近鉄へ。2004年秋の分配ドラフトで新球団の楽天に入り、先発・中継ぎで活躍し、2012年に引退する。通算成績31勝44敗2セーブ。今季からスポーツコメンテーターとして楽天を中心に取材活動。スポーツ番組のキャスターを務めるほか、野球中継の解説、新聞連載、Webのコラム執筆など幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シブ吉

68
球団誕生から2012年シーズンを最後に引退した「山村投手」が、2013年のリーグ優勝を機に出版した本書は、まさに楽天の歴史が詰まっておりました。田尾監督の初年度の、チームとしての形もないままスタートした頃。初めてフルスタ宮城(当時)で観戦した「ロッテ」戦は、一回表の攻撃だけで30分以上かかり、裏の楽天の攻撃は3分かからず、ロッテ応援団からの「野球をやれよ」のヤジが飛び交う試合を思い出しました。あれから9年後にリーグ優勝(更には日本一)、夢の実現を見れて本当に幸せでした。あとは高校野球の白河越えが見たい。2013/11/04

s-kozy

32
2012年に引退した楽天の創設メンバーだった山村さんの著書。色々な関係者に遠慮があるのか、掘り下げ方は物足りない気もするが、実際に体験してきた故に語ることのできるエピソードが読めるのは楽しかった。震災に真摯に向き合った選手達の思いが綴られる第3章は涙なしには読めなかった。この思いがジャイアンツを倒しての日本一になったと改めて感動した。クライマックスシリーズの前に書き上げたようだが、ポストシーズンを楽天が勝ち抜くためには、田中、則本に続く三番目の投手が鍵と指摘しているのは慧眼だった。2013/12/16

Kaz

19
移動の手配、練習場所の確保、スタッフの整備・・・。考えてみれば当然なんだけれど、プロの球団を運営することの大変さが良く分かりました。2017/04/09

お空

13
1日で読了。イーグルスの歴史を知ることが出来ました。最初から知っている方も知らない方もイーグルスファンは必読です。たぶんまだまだネタを広げられる気がします。すごく読みやすかったので、また違うエピソードが書かれていたら、買って読むと思います。ありがとうございました!2013/10/12

おくりゆう

12
創立9年目にして優勝、日本一の栄冠に輝いた東北楽天イーグルスの歴史、裏話を創設から昨年まで現役で過ごし、現在は解説者など外から関わる山村氏が振り返った本。9年も昔になるのか、という感慨深さとともに読みましたが、新規球団の苦労と奮闘、強くなっていくプロセスには感銘を受けました。正直、悔しいですが、選手、スタッフ、ファン全ての皆様、おめでとうございます。2013/11/10

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