出版社内容情報
不動産会社社員が社長命令で、新規就農するハメに。サラリーマン人生で培ってきた常識は農業の世界では“非常識”だった。TPP問題で、いままた注目を集めるコメ。著者がそこで見たのはとんでもない世界だった!
内容説明
不動産会社社員が社長命令で、コメ生産を中心とした食料事業部門を立ち上げる…はずが、農地法に阻まれて個人負担で農業生産法人を立ち上げて新規就農するハメに。サラリーマン人生で培ってきた市場主義、顧客主義という常識は農業の世界では、忌み嫌われる考えだった。TTP参加交渉を表明し、いままた注目を集めるコメの実態は!?そして“聖域”として守るべき価値はあるのか?戦後70年の時をかけて、堕落し続けてきたコメの正体がいま明らかに!
目次
序章 新規就農に2年、就農したらもっと大変!
第1章 まともに作るほどバカを見る農業の実態
第2章 農業政策を転換しないととんでもないことになる!
第3章 “売れる”農家にならなければ生き残れない
第4章 私たちはTPPに賛成です!!
第5章 日本農業の道しるべ―明日への打開策
第6章 惑わされないための「コメ用語」
著者等紹介
近正宏光[コンショウヒロミツ]
1971年新潟県生まれ。2006年、農業生産法人・越後ファームを立ち上げる。新潟県東蒲原郡阿賀町を拠点に米作を開始。自然農法、有機JAS栽培、特別栽培に取り組む。同時に米穀販売店「越後ファーム 田んぼネットワークの店」を2013年に構える。農業の「6次産業化」の実践者として、注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さきん
壱萬弐仟縁
mushoku2006
お父さんはぷー太郎
shin1ro