内容説明
引き算の解決法によって自己探求する「断捨離」は、仕事の現場でこそ力を発揮するものです。“自分軸”と“今”という2つの軸をしっかりと持てば、不要・不適・不快と感じるモノやコト、そしてヒトとの関係を取り除けるようになってきます。すると、机まわりや引き出しなどの仕事場が片づくだけでなく、スケジュール管理などの仕事の効率がアップ。さらに、社内や取引先との人間関係までよくなる「断捨離」の思考法を、身近な例をもとに紹介。
目次
第1章 「断捨離」は仕事の不安にどう対応できるのか
第2章 「断捨離」で身につけられる力とは
第3章 「断捨離」の基本は3つの大分類
第4章 仕事場で「断捨離」する前の心得
第5章 仕事に関する「困った」?を「断捨離」
最終章 俯瞰力を磨けば、「断捨離」力がアップする
著者等紹介
やましたひでこ[ヤマシタヒデコ]
クラター・コンサルタント。東京都出身。大学在学中に入門したヨガ道場で、心の執着を手放す行法哲学「断行・捨行・離行」に出逢う。その後、この行法を日常に落とし込み、片づけ術「断捨離」として応用提唱し、全国各地で精力的にセミナー活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Take@磨穿鉄靴
51
現在断捨離中。テレビで著者を知り、ただのお掃除する人とは違って断捨離の依頼が来た各家庭の問題を掘り起こし解決に導く様が面白くてこの本を購入。考え方を改めて過去に縛られず未来を無駄に憂えずに「今」にフォーカス。禅の考えに通じていて受け入れやすい。職場の個人の裁量で可能な範囲を少しずつその考えを軸に進める。昨日は名刺の整理をして大量に廃棄出来た。まだ全ての内容が入ったわけではないのでまた反復して読みたい。★★★☆☆2020/09/30
ツバメマン★こち亀読破中
23
会社の机回りが少々乱れてまして…再読しました。意識し続けることが大事ですね。そうしたら習慣化されるのかも。2017/10/28
baboocon
16
うーん、著者は最近の「断捨離」ブームの火付け役?らしいけど、全体的に文章が抽象的というか、薄い気がした。でもまあ気づきは得られた。断捨離は単に切り捨てる技術ではない。自分の仕事場や自分の部屋の散らかり様…どこか不快に感じている違和感センサーを大事にする。「今」に時間軸を合わせる。モノ・コトの本質を見極める。できるところから手を付けていく、など。ただ3つに分類する、とか「暖」「謝」「理」とかはこじつけっぽくてよくわからん(笑)2011/05/13
たか
12
断捨離。確かに物を整理するとすっきりする。もともといらないものはすぐに捨てるタイプなので書かれてる内容のことは自然とできてたかな。2019/11/20
ともさち
12
時間つぶしにパラパラ立ち読み。意外と面白い。 まずは大分類、中分類、小分類と、同レベルで3つに分けてみること。 それが必要なのか、なにが大切なのか自分に問いかけること。2015/01/31