内容説明
どこの職場にも、上司と部下の言い分が異なる場面がある。たとえば、業績考課の目標設定について。上司にすれば、部下が設定した目標が低ければ上方修正を促すしかない。しかし、部下にすれば目標は自主設定であり、上方修正は納得がいかない。なにしろ高くなった目標は達成が難しく、きっとボーナスに影響するからだ―。本書は、こうした「両者の言い分」を並べて記すのだ特徴である。並べて記すことで問題の本質を浮き彫りにし、その上で専門的な解決法を説いていく。人間関係、人事考課、コミュニケーション力、会議、残業など18の問題を取り上げ、ビジネスシーンに役立つ知見を伝授する。
目次
第1章 指示と報告をめぐる言い分(話が伝わらないのは、どっちが悪い?「上司の聞き方」と「部下の話し方」;部下が言う「それって僕の仕事なんですかね」は許されるか? ほか)
第2章 評価をめぐる言い分(部下を納得させる人事考課は可能か?;人事考課の結果は、部下に知らせるべきか? ほか)
第3章 コミュニケーションをめぐる言い分(フェイスブックに、上司からの友達申請は許せるか?;職場に雑談は必要か? ほか)
第4章 指導・育成をめぐる言い分(モチベーションを高める責任は、上司・部下のどちらにある?;部下のモチベーションが上がるチーム方針とはなにか? ほか)
著者等紹介
濱田秀彦[ハマダヒデヒコ]
1960年東京生まれ。早稲田大学卒業後、住宅リフォーム会社に就職し、最年少支店長となる。その後、大手人材開発会社を経て、96年独立。現在は人材育成コンサルタントとして、公開セミナーや企業研修など年間150日以上の講演を行う人気講師として活躍中。とくに中堅社員クラス、主任・係長クラス、課長クラスなど、それぞれの立場に合わせた指導に定評がある。これまで指導してきたビジネスパーソンは2万人を超え、なかでも「プレゼンテーション」「説明力」などのセミナーは毎回満員になる名物講演となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とも
ぺぱごじら
オサム兄ぃ
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リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん