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出版社内容情報
世紀末フランス幻想、2冊同時に発売!21世紀末のフランス。移民の受け入れを禁止したことによる、労働力低下に悩んだこの国は、死んだ人間をビオロイド(人造人間)として復活・再生させることにした。「花の都パリ」・「芸術の都パリ」に代わって新しく呼ばれたその名は「想幻の都パリ」……。作者はこれが初連載となる新鋭・梶谷志乃。ビオロイド工場で働く、自分自身もビオロイドの美女ジルが案内人となり、世紀末の怪しく蠢くパリを舞台の中に人間の愛と憎しみを描き上げる。世紀末フランス幻想!
梶谷 志乃[カジタニ シノ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
26
○ 21世紀末のフランス。移民への社会福祉が重荷になった政府は移民の受け入れを禁止した。これによって生じた労働力不足に対する解決策として考えられたのが、生身の人間を基盤に作られた人造人間「ビオロイド」。当初は簡単な人工脳を搭載して単純労働に使われてきたビオロイドは、やがて高度なAIを搭載するようになり、ついには死者の脳をスキャンして得たデータをインストールして、死者を復活させる事まで出来るようになった。亡くした子供を生き返らせようとする母親、自殺した妻を復活させるべきか悩む夫など、生と死に纏わる物語。2017/08/03
しましまこ
20
レーベル買いしたものの、重そうで長らくの積読。脳死患者や重犯罪者などの人間を元にした生体人造人間『ビオロイド』が普及した21世紀末のパリ。主人公もビオロイド、グロとギャグとドラマが良く分からんがきっとラストは…2018/03/18
hika
5
良い表紙。こなれてないところも多々2016/11/13
安吾
1
表紙から受ける印象ほど内容は重くないです。新技術の【ビオロイド】と呼ばれる生体人造人間が物語の核となっているので、難しいのかな?と構えていましたが、読みやすかったです。ビオロイドを受け入れ、生活に取り入れた者。一度は受け入れたけれど結局、拒絶した者。拒絶はしないが、生活には取り入れなかった者。ビオロイドである者など、様々な立場から物語が描かれているので、世界観が理解しやすかったです。あと、ほっこり・笑えるシーンも結構あって、飽きることなく一気に読めました。用語解説もあって助かりました!面白かったです! 2016/10/21
mt.gucti
0
テーマが重い。絵も頑張ってる。2017/08/05