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内容説明
とある夏の日に少年少女たちは出会った。それは、いつまでも終わらない、長い長い夏の一日だった。不思議な能力のせいで、幼いにもかかわらず辛い思いをしてきたカノ・キド・セトの三人は、孤児院を出て、元気な少女アヤノが暮らす楯山家に引き取られることに。新たな生活への期待を抱く三人だったが、早くも不穏な動きが…。ネットに投稿された楽曲の関連動画再生数が2500万を超える大人気マルチクリエイターによる「カゲロウプロジェクト」ノベライズ第五弾、ついに登場!少年少女よ、その『目』を開け!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
勇波
76
今までマイペースに読んできたこのシリーズですが、ここにきて一気に核心へ来たような感じ。。早く次巻に取り掛からなければと。初めて明かされるキドの名前に何故だか感動します。次巻でこれまでの物語が繋がるのか楽しみですが、まだまだ終わって欲しくない★2016/03/20
しずく
53
まさかのカノ目線。人気がある彼だけれど、やっとこれを読んで掴めた気がした。それにしても伏線を若干回収したようで、謎が増えてないかな…笑 「世界を嫌いにならないで? きっと、皆で幸せになれるから」加速してきた物語。次巻に期待してみる!2014/04/01
あっちゃん
49
今巻の序章で「ア、アヤノちゃん…?」ってなりましたがやっぱり我らが天使のアヤノちゃんでした。(腹黒キャラだったらどうしようかと…) そしてやっと黒幕が確定。前巻でも「目の冴える能力」の持ち主が元凶とされてたけど研次郎自身じゃなくてよかったです。そしてアヤノちゃんも生存という…!これ以上になあ喜びですね!しかし最後の章は何の後の話なのか…。前巻読み直そうかな。2014/04/01
Yobata
47
母親のためを思って行動するも母親から毛嫌いされていた少年カノは強盗により母親を失い、他人を欺く能力を得る。それにより再び忌避され送られた孤児院で超能力を持ち同じ境遇のキド,セトと出会う。そして三人は楯山アヤカの家に引き取られ、元気で能天気な少女アヤノと出会う…。カノ回。“目”の能力開花には親しい人の死に直面することは判明していたけど、モモのように成熟してからではなく幼い頃から開花してその能力と付き合わなきゃいけなかったカノ達の過去は想像してたのより過酷だったな…。他人の顔を伺い、自らを偽り続け、自分を→2014/03/28
謡遥
45
まさかのカノ目線でちょっとうれしかったです。時系列的に後の辺から能力を開花させた如月兄妹とかと違って、じっくり悩んだメカクシ団初期メンバーの苦悩が好きでした。ひとまずカノが真性の黒幕じゃなさそうでありがたかった。本気で心の内が分かんない奴でなくてよかったです。2014/04/01
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