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内容説明
首都東ベルリン。東西ドイツ分裂の象徴で、アイリスディーナが囚われている国家保安省本部があるその街へ順調に進撃する第666戦術機中隊。だがそれはベアトリクスの罠―リィズにアイリスディーナの偽情報を流してテオドールたちを誘導し、反乱軍中枢を襲う作戦だった!一転して壊滅の危機に陥る反乱軍…だが、逆転の切り札、カティアが首都に辿り着く―!『マブラヴオルタネイティヴ』の物語より一八年前。欧州大戦を描く物語、激動の最終巻!
著者等紹介
吉宗鋼紀[ヨシムネコウキ]
PCゲームブランド・アージュの代表
内田弘樹[ウチダヒロキ]
2004年に仮想戦記『幻翼の栄光』(有楽出版社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ウラー
6
★★★★★シルヴィアが死にました。クリューガーも死にました。アイリスディーナも死んでしまいました。でもこれは、大変前向きで希望溢れる最終巻です。革命は成り、人々は救われました。そしてなによりすばらしいことに、戦いを生き抜いた人がいて、彼らが正当な評価を受け、過酷な状況下ではありつつも幸せを掴んでいることです。オルタのラスト、命の散り際の輝きに感動しつつも、彼らの頑張りが評価されることなく、彼ら自身が幸せになることなく終わったことに違和感を覚えたのは私だけではないはずです。柴犬はそうではありませんでした。→2016/02/09
sabaKAN
6
彼らが絶望の淵からぎりぎりで立ち上がる姿を見る度に、熱い気持ちで胸が一杯になりました。シリーズを通して素晴らしい作品でした。ただただ、作者に感謝を伝えたい。この何年かの内に私が追いかけたシリーズの中でも一番素晴らしい作品でした。ありがとうございます。次回作も期待しています。2014/05/01
フロッグ
5
最高の小説だった。 マブラヴ外伝として、一冊の本として、これほどまでの名作を読める事をとても嬉しく思う2014/04/09
きーん
4
最高。渋い。アツい。感動した。「俺たちを舐めるな」2014/04/10
マコト
3
長らく積読本だったのをようやく読了。グレーテルの「馬鹿ね。そう都合のいいタイミングで救援が来るはずないじゃない」ってセリフが好きですね。一番、印象に残ってます。2018/12/11