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内容説明
帝都剣術学校。悪を自称する清水龍人が入ったその学校は、新式蒸気機関による近代化に沸く帝都オオエドを刀剣犯罪から護る華。そして、「決闘」を教育の一環と見なす物騒な所だった！決闘否定派だった龍人も、天才剣士星村千歳に辻斬り犯と間違われて闘う事に。人を斬らねば強さは得られない、と語り、殺す気で来る千歳。迎え撃つ龍人。だが、彼は不殺主義者で―。第１５回えんため大賞特別賞。蒸気に彩られし帝都で学徒剣士が刃交える剣戟浪漫アクション！！第１５回えんため大賞特別賞受賞作。
著者等紹介
高瀬ききゆ［タカセキキユ］
１９８０年代生まれ。第１５回えんため大賞にて、特別賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
22
自称悪党の少年が主人公な物語。硬派なようで色々フワフワしているせいで物語全体を通して軽すぎる内容になってしまった感じがしますね。普通に剣術バトルをする中二要素が強い作品でしょうか。キャラは個性的で面白いのに１巻からキャラクターを出しすぎたせいで薄まったのが非常に残念。結果としてすごく普通な作品に収まったように感じます。次巻買うかはわからん。2014/03/05
朝夜
15
『――はは｡不運だったな､お嬢さん｡こんな所で､俺みたいな悪人に出遭うなんて』読了。色々と惜しい作品でした。ｷｬﾗは濃いのが多いのに出番と活躍が少なくて残念。静穂の出番をもっと増やしていいんだよ？(ｵﾁﾂｹ 主人公がかなりぶれてる中二患者みたいですが『悪』をﾃｰﾏにした作品は好きなので続きが出たら買いたいと思います。2014/03/09
はす
15
剣術バトルもの。世界観説明がちょっと不足ぎみに感じましたが、主人公が悪党すぎて善行をしているのは面白かったですし、様々な流派の技で競い合うというのは男心がくすぐられて良かったですし、主人公以外のキャラも人数多めなのでちょっと薄くなってたように感じましたけどそれぞれ個性的でとても良かったです。 次巻も期待。2014/03/01
わいやで
14
表紙の主人公からの印象でエスケヱプ・スピヰドくらいの堅いのを想像していたのだけれど、思ったよりもずっと軽快な読み口で好印象だった。キャラがそれぞれちょっと普通からズレていて、読んでいて面白い。気がついたらページが進んでてサクッと読み終わったあたり普通に良作。新人賞作品ということで言えば４作品の中で一番良いね。「北辰一刀流」みたいなワードにピンとくる人は是非。2014/03/03
VAVA
13
ＣＶ宮野守な感じの悪ぶりたい系主人公。ライドウ+燃えよ剣。千歳ちゃんと荒神ちゃんかわいいんじゃ～。イラスト良。2014/07/20
