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内容説明
「繭墨あざかは、必ず殺される運命にあるんだよ」その言葉の意味に改めて気づく。未来を見る御影粒良は繭墨と自らの死を予言した。だが、運命は自分の手で変えられなければおかしい。粒良は死の条件を覆すため協力を求めてきたのだ。二人の死を回避するには粒良の左眼を潰さねばならない。そのため僕らは、自らの肉を食事としてふるまう代わりに、自殺を求める少女の宴に参加するのだが…。残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第11弾!
著者等紹介
綾里けいし[アヤサトケイシ]
『B.A.D.』1巻で第11回「えんため大賞」優秀賞に輝き、見事デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
39
物語が終焉に向かっている感じがひしひしと伝わってきた。雨香の成長と紅の女の次の手が気になるところ。2021/01/03
ソラ
26
最終章に入ってからなかなか切な残酷な展開が続いてるなぁ。綾は結構お気に入りのキャラだったので…。最期の小田桐への言葉が切ないな2013/09/23
Yobata
25
夢から覚め左手に異物の贈り物付きだが現実に戻って来た小田桐。異界の王,紅い女、零代の繭墨あざかが繭墨あざかを狙いついに現世に手を出してくる。終わりの始まりが始まり出す。あざかの死の予言を阻止する為、不死の肉体の人食パーティへ参加する話,幸仁が厨二になって「神」を大量生産し暴走する話,猫を模倣し紅い女の手下になった小鳥と対峙する話,街にはびこる異界の花弁の除去に行く話4編連作。人食パーティの食欲の欲望に狂った話は本当に醜悪だったな…目的が復讐なのはわかったけど、あの参加者達の自分勝手な欲望に忠実な姿は→2013/08/29
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
23
「………………へへっ……………忘れ、ちゃっ、た」 辛いです・・・彼女はシリーズの女性キャラの中で実は一番好きだったので o(T□T)o このシリーズとも長い付き合いになるけど、今回はまさに残酷で切なく醜悪に美しいでした。 全部読んだ後だと尚更、中盤のアパートや公園でのあの賑やかな騒動がたまらなく愛しくなりますね・・・。 次回は12巻、いよいよクライマックスも近いようですね。ただ個人的には、こんな展開だからこそチョコレートデイズ4巻を望みます!2013/09/17
ろき
15
綾と七海の関係がすきでした。綾が、最後までちゃんと人間だと思います。綾は最後に何を言おうとしたのか、小田桐くんは気付くのかな?カラーページの嵯峨くんかっこいい!大きくなった雨香もみてみたいです。続きも気になるけど、チョコレートデイズの方も出るといいなぁ。終わりのはじまりがはじまりました!綾大好きだよ!お疲れ様。2013/09/04
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