内容説明
権力中枢を狙った二・二六事件、無謀と言われたアメリカとの戦争、世界史に類を見ない高度経済成長…令和になった今だからこそ、昭和史を見直す意味がある。首相から皇族、軍部の指導者、いち兵士まで四千人以上に取材した第一人者が著した昭和史入門の決定版。
目次
第1章 真珠湾「失敗の本質」
第2章 軍事主導体制の崩壊
第3章 敗戦の瞬間 歴代総理の八月十五日
第4章 再生日本と新生日本の対立
第5章 経済大国の表と裏の構図
第6章 昭和を語り継ぐ精神
第7章 日本は「右傾化」しているのか
「昭和史入門」のための読書案内
著者等紹介
保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年、北海道生まれ。昭和史研究家、ノンフィクション作家。同志社大学文学部卒業。日本近現代史の取材を続け4000人を超える関係者への取材を行なってきた。一連の昭和史研究で、菊池寛賞を受賞。近年では、皇室研究に関しての第一人者としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。