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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
50
コミュニティ新聞「春山町サロン」の予算が通り誌面作りが本格始動!今回も暗躍する前編集長・杉良太郎。真昼の決闘in春山町・ベーゴマ頂上決戦では北村さんが勝ったら「うちの会社 に入れ、そして絹さん(こじま輪業看板娘(69)杉良太郎初恋の君)にプロポーズしろ!」もし負けたら、「なにとぞうちの会社に入ってください。そしてどうか絹さんにプロポーズしてくださいますようお願い申し上げます」どっちに転んでも結果一緒の大勝負。続く引き分け!勝敗の行方は!?どっちも同じだけど気になる魔法♡ガンバレ!草団子顔SBCのぼる!!2015/09/22
眠る山猫屋
40
タウン誌発行に向けて試行錯誤な日々の巻村鶴子ちゃん。渋谷区長や区会議員さんなど暖かい人物もさらに多数参加。悪い人はひとりも出てこない朝倉ワールド。悪い顔の人は多いが。『この漫画がすごい!』で一票も入らなかった中から選ぶベスト作品賞て(笑)サラリと描かれる老いらくの恋や、喪われた家族との絆・・・がなくてもゆったりゆっくり和めます。自転車屋のおばあさん、美しいなぁ。次巻、お父さん覚醒なるか!?2021/01/03
ぐうぐう
17
渋谷区役所春山町出張所に勤める巻村鶴子の担当は、コミュニティ紙「春山町サロン」の編集長。再開第1号を発行させるため、奔走する鶴子の日常を、朝倉世界一は焦らず、ゆったりとした展開で、あちこち寄り道もしながら描くのだ。ゆっくりと歩いているからこそ、見えてくるもの、気付かされるものがある。それは、町の風景だけではない。両親のなれそめであったりと、パーソナルな発見にも繋がっていくのだ。そこがいい。2016/01/04
筋書屋虫六
3
「お父さんとお母さんはどうして結婚したの?」つるこちゃんの疑問は、だれにでも経験のある素朴な疑問。でも巻村吾郎さん・浜さんのなれそめは、娘じゃなくても読者も知りたいよ〜。深い謎です。つるこちゃんの「春山町サロン」編集長就任で、もう一度筆を執る気になった小説家の吾郎さん。しかし、筆が止まってしまい…凍死するのは早すぎるでしょ。吾郎さんの才能の片鱗を早くみたいと思うのでした。un peuの蜃気楼・武姉は良いキャラクターですね。それからベーゴマコンビの北村さんと杉さんも大好きです。春山町暖かいなー。2013/07/31
よしだ
3
ゆったりした雰囲気と漂う不思議ワールドが相変わらず絶妙。好き過ぎるこの空気。2巻では鶴子がフリーペーパー「春山町サロン」を手掛けたり巻ムラゴローがエッセイ執筆に四苦八苦したりと色々魅力的な話があるのだが、今回は個人的には、洋菓子店un peu(アンプー)の長女・武乃が繰り出す「言葉に出せない気持ちの蜃気楼」が一押し。2013/07/31