感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カラシニコフ
11
まだこの作品を、読んだことがない、知らない人が羨ましい。この興奮、この衝撃を味わえるのだから。まさに、血と硝煙の臭いの立ちこめるハードボイルドな世界。最高にクールで、最高に熱い世界観。日本のマンガでは味わえない哲学と美学がここにある。太陽が消えちゃう話は最高傑作。 ★★★★★2015/02/13
kasukade
6
翻訳アメコミの中でも屈指の面白さでわかりやすく読みやすい。ウオッチメンとは正反対のこんな（褒め言葉）バカグロギャグ漫画をDCが連載してたことが素晴らしい。ヒットマンは連載当時の日本の漫画と比べても図抜けて面白いと思います。アクション構図が豊かでキャラクターもしっかり立っていてさらに話もしっかりしてる。その中でもこの主人公トミー・モナハンは愛すべきキャラクターである。ハードボイルドを決めきれるのに決めきらずクールを装ったバカな日々をあえて選んで過ごすAになれるのにB級な性格が人間らしくて大好き。2013/09/15
辺野錠
5
面白かった。バットマンの活躍のほかにゴッサムシティではこんなことも起こってたのね。ガンアクションと男気とバイオレンスに望月三起也テイストを感じた。けど超自然的な存在も出てくるのがアメコミ世界の一部なんだなあと感じた。収録されてる作品が豊富なのもうれしい。ファイナルナイトのクロスオーバーが渋かった。セクション８のメンバーも強烈だが脇を固める悪役も強烈。ジャン・ドゥ・バトンの叫びが原語ではどうなのかが気になった。セクション８の更なる活躍が気になるのけど次の巻は来年になるのかあ……。2013/09/01
古槍新垢
4
アメコミとして普通に面白いじゃん！と思っていたが、セクション8は格が違った。ゴッサムが敵も味方もこんなやつらばっかりだったら、そりゃバットマンも歪むわ。「実際カワイイ(really Kawaii)」ｸｿﾜﾛﾀ。最近、悪ノリ翻訳がいちジャンルとして頭角を現してきたのだろうか。2013/09/02
yoruyuki
3
本筋のDCユニバース関係ねーじゃん！ バッツ等の配分はハンバーグに添えたパセリ程度なので、多分初見でも楽しく読めます。 元々の企画趣旨に沿っているので問題はなかったんだと思うが、DCの世界観を借りるというより、空いてるスペースに好き放題に建てちゃいました！という感じで好感度高い出鱈目かつ下世話っぷり。 こういうマンガへっちゃらでやっていたこともすごいが、こういうマンガを翻訳して出せる様になった現在の日本もすげえな。ありがたし。現状今年ベスト1アメコミです。2013/10/14
