内容説明
ランベールは父王の廃位により、幽閉されること１４年！そこへ“三憂士”を名乗る謎の３人組が現れ、「国を救って欲しい」とランを誘拐（彼ら曰く救出）！彼らは悪政を敷く女帝・レリアを廃し、ランを王に据えたいという。なぜ“亡き者”として扱われ、王位に興味もない自分を―？疑問に思うランだが「打倒・女帝」を唱える彼らの思惑には、それぞれの“何か”があるようで―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
透馬なごみ
2
ずっと読むか悩んでました。だって男しかいないからそっちの作品なのかな、って。実際女性の登場わずか2名。しかも居酒屋の女店主とレリア女王の身代わり。レリア女王は男でした。レリアとアシルがどうなるか、国はどうなって行くのか、気になるところ。そこまで描かれていなく、主人公・ランが地下から救出され、レリアと入れ替わり、玉座についたところで終わり。王としての教育も何も受けてないわけだから、どうするの？と疑問がありますが。それに関してはレリアにもありますね。疑問だらけでしたが、楽しかったですよ。フリードリヒや神父様、2014/07/31
アクセプター
2
少なくとも王族として教育を受けていながら王足り得ないレリアさんって憐れ。三歳以降まともな扱い受けていないランが狂いもせずに生きてるのも奇跡。面白く無いわけではないけれど、無理がある様な・・・2013/11/12
こんこん
2
いやこのあと本気でどうすんのよとかいろいろあるけど、全部勢いで押し切った展開にそれを言うのは野暮。なんだろうきっと。あとしろぽめのイラストがやけに気合入ってる気がするのは多分気のせいじゃない。2012/08/14
ユイ
1
ここまで男性率が高い小説は久々読みました。神父さん押しですが、アシルの今後が気になるのも確か。2013/08/10
さざなみ＠モチベ停滞
1
表紙買い。長いあいだ捕われていたのは国の世継ぎであるとされるラン（犬のフリードリヒも）。のんびりした考えのランは自分を不幸とは思ってはいなかった。それでも塔から救出されたランは外で多くのことを学んでいく。最後が一番衝撃的な展開だった…ような気がする。そして続編を待つorz2012/09/20
