ファミ通文庫
ホラーアンソロジー〈2〉“黒”

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  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784047282988
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

お兄ちゃんを愛してる―。噂の“深夜の移動図書館”に足を踏み入れてしまった兄妹の悲劇…日日日の贈る『鶴見さんの恩返し(を見てはいけない)』、佐々原史緒『彼女はそこにいる』、石川博品『平家さんって幽霊じゃね?』、森橋ビンゴ『彼女はツかれているので』のWEB掲載作に、ホラーの鬼才・綾里けいし『クローズドアンツ』、櫂末高彰『こんな夜には』、新鋭・関根パン『眠れずの部屋』の書き下ろしを加えた全7篇で贈る夏の夜のラノベホラー第2弾。

著者等紹介

日日日[アキラ]
高校時代に、第6回「えんため大賞」佳作を『狂乱家族日記』で受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yobata

14
ファミ通文庫作家がおくるホラーアンソロジー集第二弾。日日日さんと綾里さん目当てでようやく見つけて読了w綾里さんはやはり「B.A.D.」などホラーの担い手、第一弾の“赤”でも書いてるのはさすがw今回は「B.A.D.」のkonaさんと組んで内容もさすがな所もあるが、今作はホラーの中にも恋愛要素があってどこか優しい世界観があった。日日日さんの作品は、兄妹愛に関するホラー話で、異常さというかえげつなさはやはり日日日さんらしかったなw2014/11/25

ゴローさん

12
個人の意見ですが、鶴見さん以外はそれほどホラーって感じがしなかったです。「彼女はそこにいる」は友人が次々死んでいくのはホラーって感じでしたが、最後はモヤモヤっと終わりましたね。平家さんは結局なんだったのだろうww露骨に怪しいけどバイクとか乗っちゃってるしwwでも及川が一番何かありそうな感じでしたが得に何もなし。「クローズドアント」は世にも奇妙な話っぽいですがなかなか面白かったです。鶴見さんの不条理っぷりは大好きですwww一番怖かったのはBUNBUNさん作の表紙ですね。2013/01/16

多田幾多

11
ホラー×アンソロジーと聞いて・・・。ホラーかと言われれば、う〜〜ん。幽霊は出てくるけどね。個人的には、「鶴見さん〜」かな?あの後味最悪館が良いw2013/06/07

ユウ@八戸

10
…ホラーっていうか、世にも奇妙なアレ?あまり怖くなかった赤よりも怖くない。むしろ爽やかだったりコメディ風だったり、これ『黒』っていうより読後爽やかで青春の『青』じゃね?みたいな。まあそんななかで日日日さんは一際怖かったけど。もーこれいつものグロ怖い日日日作品じゃないですか素敵。ホラーだと身構えて読むと拍子抜けますが、読み切りとしてはみんなおもしろいからまたなんかアンソロジーやってほしいですファミ通文庫。好きな作家さん多いし2012/08/30

しん∞SHI−N

8
【夏の夜長に読む様々な恐怖を孕む短編集】「この狭い部屋の中、独りきりで泣こうが喚こうが怒ろうが笑おうが何の発展も生まれず孤独の閉鎖から解き放たれない。それはいつ終わるのか、そもそも終わりがあるのかわからず夜を迎えても、朝を迎えても永遠に変わらずひたすら続く」世の中で一度恐ろしい事は自分の存在が誰からも忘れられ、自分の望む現状が何一つ変わらない事ではないだろうか【タグ】作家陣の独特の怪談、マトリョ-ウシカのようなどんでん返し、綺麗な夜空の下でダンス、誰しも人には言えない恐怖抱えてる、正統派和風ホラ-、積も2013/05/11

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