内容説明
神の眠る国の争乱から20年後―。平和なゴシュラム王国に広まっていたのは仮面の黒騎士の噂!その正体を確かめようと夜の街道を探検中だったミーナ姫は、盗賊に襲われ負傷してしまう!!そこに現れたのは巨大な狼。彼はウラルと名乗る神様だった!不思議な力で男性の姿に変えてもらい、黒騎士に弟子入りしたミーナだが、黒騎士にはとある狙いがあり―!?新ヒロイックシリーズ開幕。
著者等紹介
剛しいら[ゴウシイラ]
ライトノベル作家。東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
23
どうやら前日譚があるらしいという事を、読み終わってから気がつきました。これ一冊でも十分少女小説としては楽しめるのですが、因果関係がわかるともっと楽しいのかな、と思います。しかし、いい神様ですね。この世界の神様たち!日頃意地の悪い神様ばっかり読んでいるので、こんな善良な神様ばっかりの世界はのほほんとして幸せな気分になります。お話はこれから始まります、という顔見せがやっとはじまったところ、という感じ。まだまだ幼げなヒロインが仕事や恋を通じてどんなふうに成長していくのか、気になります。2012/04/09
みお
4
戦う王女…? 戦うの…かな。戦ってるかな? ちょっと最初の予想とは違う感じだった。ファンタジー色は強め。最後の締めくくりは、1冊完結だとしたら少し物足りない感じだった。続きが出るなら読む。[0:25]2012/01/13
透馬なごみ
3
前シリーズは読まずに初読作家さん。お節介な神様という設定が面白かった。皆さんの感想読んでたら繋がってるところもあるみたいなので読んでみようかな、と考え中。図書館にあったら、ですが。ミーナの恋の行方が気になるところ。2014/05/28
Aladdin
3
神様が庶民的で親しみが持てます。後半の武術大会で二人がどうなるのか、盛り上がりましたが、肩すかし的な感じで終わってしまってがっかり。エバンズ、そこはそうじゃ無いだろう!2012/01/18
寒上ぺそぎん
3
最初読んでて、神様の設定が『グランヒストリア』だ! と思っていたが、実はハル・クレメントの“針”シリーズの方が近いかもしれない、と思い直した。そういう観点で見てみると、SFテイストの由来と元ネタ(?)との同一点/相違点がはっきりしてきて面白い。話自体はページ数少なめで、コレでその人数は大丈夫なのかと心配するくらいだったが、“既に語られた物語”を前提とした身軽さ故か、それでもすっきり収まっていた。前作が有るのか? と思っていたが、正確には前シリーズだった由。そのうちの外伝のみ読んだ事があるのは何かの縁か。2012/01/26
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