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内容説明
ついに中学最終学年!にもかかわらず、人生で初めて高柳君と違うクラスになってしまい意気消沈のあすみ。利沙や佐島、リサたち妄想少女のおかげで元気を取り戻しつつあったある日、高柳君が落とした手帳から、あのライブ少女の写真が滑り落ちてきた。衝撃のあまり涙を流してしまうあすみだが、佐島から突然の大告白!ますます混乱のあすみの前に、さらに本物のライブ少女まで現れて!大親友リサの存在も懸けた恋の行方は!?恋と涙と前進の最終巻。
著者等紹介
やのゆい[ヤノユイ]
『わたしと男子と思春期妄想の彼女たち』で、第12回えんため大賞優秀賞受賞。青森県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サエズリ割津
4
妄想少女が見える主人公あすみのラブコメ最終巻。中学最終年で愛しの高柳君と別クラスになり、さらには高柳君の親友であすみの友達でもある佐島君からの告白を受けて急激にあすみにモテ期が来ましたが、経験の乏しいあすみには荷が勝っていましたね。高柳君と佐島君のあすみをめぐってのバトルや妄想少女リサと利沙のあすみとの深い友情が描かれたのもよかった。収まるべきところに収まる大団円で満足でした。4巻完結で読みやすいラブコメなのでオススメです。2017/12/09
秋庭誠
3
B- 打ちきりかー…。少女マンガのような雰囲気好きなんだけどな。ここに持ってくるのが難しかったんだろうな。2014/12/15
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
3
クラスメイトがどいつもこいつもサイコーなやつらばかりで、これで完結ってのがもったいない。特に恋のライバルだった佐島と梨沙が最後までマジいいヤツらで・・・。主人公・あすみも一生懸命悩んで苦しんでよく頑張った! 誰かが不幸になることもない、ほんと気持ちいい読後感の、青春コメディの良作シリーズでした。
栗村弘
3
最後の方のあすみと彼のやり取りを読んでいて、ああ、本当に成長したんだなあと少し感慨深くなりました。結構むちゃくちゃな設定だったと思うけど、思った以上にまともだったこの作品。終わってしまったのは非常に寂しいとともに、彼女たちの成長にエールを送りたいところ。結果的に見ればあるべきように収まっただけの話だけど、その内面はただそうなったものと比べて大きく違う。ただまあ、あすみ達は寄り添うことができて、ようやく落ち着いたからってのもあるかもしれない。寸前までどたばたしてたもんね。思春期の未来ある彼らに祝福あれ。2012/03/06
リンラオ
2
これにて完結。少女漫画らしい展開を貫いた作品。あすみの口調って、結構現実でもいそうな感じ。とうとうリア充になったが、後日談があっても面白い。もっとも、そう思わせて終わるのも後引く感じがしていいか。1巻で気に入れば読んで損のない作品。機会があれば是非。2012/07/08