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内容説明
高校に入学したものの自分の居場所を見つけられずにいた寺原結城の夢は「ヒーローになること」。同じように居場所がなくて図書館にたむろしていた吉岡祐介や長岡健二も同じ夢を持っているとわかり、ヒーローになるための相談が始まった。結城が思いついたのは「二酸化炭素を減らせば地球が救われる。地球を救うヒーローになれる」と環境問題に取り組むことだった。校長を説得して「ゴミ拾い部」を立ち上げる。活動は成功し知名度もあがり、テレビ取材も来るまでに発展。ところが、結城らを無視した大人たちがその知名度を勝手に利用しだして…。等身大の青春ハイスクールストーリー!E★エブリスタ×KCGヒーロー小説大賞佳作&藤岡弘、賞。
著者等紹介
茜さらさ[アカネサラサ]
「E★エブリスタ×角川コンテンツゲートヒーロー小説大賞」佳作&藤岡弘、賞受賞。東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュエパイ
7
ヒーローになる夢をかなえる為、はじめた一歩はゴミ拾い、っと。あぁ、なんか活動が成果として認められ始めてくると、横から手を出してくる上長って、必ずいるよなぁ。。。そこで、笑顔で軟着陸させるのがお仕事だけど、学生には、難しかろうなぁ。青春、青春(笑)2013/05/07
無銘
2
ヒーロー目指す少年達の青春モノ、活動内容はゴミ拾い。主人公の言動が良くも悪くも若い。終盤でチームに訪れた危難に対して実質的に放り出す形になったのはあまり好みではないかなぁ。ままならないのも青春、ということだろうか。2012/11/12
ハルクイン
2
あっさりさくさくと読める青春系ライトノベル。しかし、ティーンズのためのファーストノベルズという謳い文句通りに読みやすいのは良かった。内容的にはむしろこれ全てがプロローグで、高校卒業以降の彼らの活動こそが大事なのではないかと。2011/12/24
鑑真@本の虫
1
再読。エブリスタから書籍化です。感想は10月に書いた方を参照していただいて……。実は、これ書いたの友人なんですよ。とはいえ、エブリスタでの同期さんで、お互い仲良くさせていただいてるに過ぎませんが……。先、越されちゃったなぁ。頑張んないと!2012/06/30
ごはん
1
こういう青春モノは初めて読んだかもしれない。感想は、個人的には満足で、スッキリした感じ。ただ、KCG文庫なので、読む人が少ないのが残念……。最後は展開が早かったけど、あれはあれで正解な気がしなくもない。作品自体は個人的にはすごく良かったと思います、まる。2012/05/18