内容説明
春の訪れを喜ぶ祭りとともにアリシアの誕生日が盛大に祝われる中、ジスカルドの使者からもたらされた報せにより、カシュヴァーンたち一行はラグラドールへ向かうことに。バルロイやレネの歓迎を受けて暴君夫が様々な探りを入れる裏で、初めて目にする海に大興奮のアリシア。しかし、突然の襲撃によりルアークが負傷、“翼の祈り”の本拠地へとさらわれてしまう…!!そこで、ついに“聖女アーシェル”と対面するが―!?たったひとりの、特別な王子様の元へ帰りたい!夫婦の愛に、「波乱」含みの第8弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
10
どこに行っても発揮されるアリシアのマイペースぶりが気に入っています。カーシュはますますアリシアにめろめろだし・・・。世界情勢は不穏になってきているけど、ライセン家のもはや家族集団になっている面々にはこのままでいてほしいと思います。2010/02/17
りう@ハンドメイド製作中♪
9
教団の本拠地とアーシェルとの交流、そして姫のピンチに駆けつける王子様カシュバーン。キュンキュンした‼︎キュンキュンした‼︎2015/02/08
みぃー
9
聖女アーシェル登場。彼女も立場的に色々大変そう。今回アリシアは海に突き落とされて、さぁ大変。助けに来たカシュヴァーンのおろし髪が新鮮でかっこよかった。お決まりのカーシュの寸止めはドキドキ。そろそろ限界?2013/04/13
かや
6
アリシアが〈翼の祈り〉にさらわれる一大事な巻なのに、読了後に残ったのはライセン夫妻のいちゃいちゃにきゅんきゅんしたことが9割を占める(笑)。本当にカシュバーンがかっこよかった。アリシアが「お腹が痛く」なるのも良くわかる。アーシェルとレオニアが心配だなぁ。ディネロの行動も気になる。やっぱり不穏感満載だけど、その中でノーラとティルの進展した仲ににやける。この2人の恋の行方も楽しみ。2015/11/12
玲
6
あそこで踏み止まれたカシュヴァーンは実は相当ロマンチストだよな、と思いました。根っこはシリアスな話のはずなんだけどなぁ(多分)……笑えるんだよなぁ……。2010/02/19