Kadokawa Comics A
探偵儀式 〈6〉

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047152168
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

johnta_rou

13
本棚整理。探偵開祖となった龍宮くんは、己が人類最初の殺人者カインDNAでつくられたクローンと知る(音夢はカインの妻のクローン)。アベルは天晴くんで、斉藤参次官もカインの末裔で、U山氏は悪魔メフィストと会い責了。カインとアベルは相対し、カインは天晴?地震を止めた龍宮と音夢は行方不明で、天晴は作家になり笹山氏はマネージャー…うーん。私はあまりハレルヤじゃなかったなぁ…。次は小説!2018/05/11

眠る山猫屋

12
物語は人類最初の殺人事件へ。さらに驚いたのは、雨宮の登場。雨宮ですよね。雨宮出したら終わっちゃいますよね、雨宮に再会できたのは感動でしたが。中盤に挟まれた探偵小説への挽歌は切ない。昔、筒井康隆先生が同じような事を語っておられましたが。新しいものの創造という事の困難さ、考えさせられます。2016/11/12

十六夜(いざよい)

9
清涼院流水さん原作は「コズミック・ジョーカー」に続いて二作目。コズミックの方は、正直何が何やらさっぱりで面白さがわかりませんでしたが、こちらは割りと面白かった。絵があった分、理解しやすかったのかも。なんでもありの不思議な話だったけど。2016/01/01

ぐうぐう

8
このミステリー漫画は反則をひとつの主題としている。ミステリー、特に探偵が登場する本格物において、反則とされるアイテムをあえて挿入することで作者達は、ミステリーと戯れながら、ミステリーを俯瞰し、分解し、そこから現代社会を再構築しようと試みる。 それはつまり、ミステリーによる社会批評であり、同時に社会から見たミステリー批評でもある。カインの末裔とアベルの末裔である私達は、殺人者と被害者しかいない世界で生きている。よって探偵は、いつの世も渇望されているのだ。2009/08/06

daisuke こうさつ王 nakayama

3
全ての探偵が死に、伝説の編集者こと宇山日出臣は法月綸太郎が命と引きかえに遺した「百密室」を入稿。これが「人類最後の推理小説」となる―はずだった。しかし、宇山はゴールデン街で遭遇した悪魔に魂を売り、滅びの未来を回避する。その悪魔の名はメフィスト。―そう、この物語はメフィスト賞の誕生秘話だったのだ。大塚英二による探偵小説論であった本作は、新本格のアレな部分を面白おかしくイジるものであったが、それでも推理小説への愛が感じられたのは、本作が宇山日出臣論でもあったからなのだね。2024/04/05

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