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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
57
登録もれにて再読。貞本エヴァ。エントリープラグ内に取り込まれたシンジのサルベージ、ネルフ誕生、加持の死まで。ゼルエル戦でエヴァへ余りにシンクロし過ぎたシンジはエヴァと同化してしまう。リツコのサルベージは実質失敗。レイの想いと初号機のコアに宿る母碇ユイの想いでシンジは世界に戻る。ネルフ誕生秘話。そしてネルフに監禁された冬月を救出した加持は消される。レイの空っぽだった心は初めは碇ゲンドウで埋めようとしていた。しかし、シンジとの信頼により、ゲンドウよりシンジを選んでゆくレイ。アスカが少しずつ追い詰められる。2015/01/03
蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺
56
冒頭、空想シーンとはいえシンジ君の父殺しの場面があり少しビックリ。シンジの父・碇ゲンドウの名前が、結婚前は「六分儀ゲンドウ」(笑)なのにはもっとビックリ。ゲンドウの過去に大きくページが割かれている。母・碇ユイが綾波レイに良く似ている。いろんな分析ができそうなシーンがちりばめられ、よくもこれだけ大風呂敷を広げたり!と、感嘆させられる。これだけいろんな教養に繋がるものが仕込まれていると、大切な物語にしている人がいるのも頷ける。少しずつレイの心の中にシンジの存在が大きくなり、恋に似たものであるのが唯一心暖まる。2015/12/03
合縁奇縁
45
エヴァに取り込まれてしまったシンジを救うサルベージ計画が始まった。意識の波の中でシンジは母親ユイと向き合う。シンジの生還。アニメ版もそうだけど、この回想シーンが一番わかりにくい。冬月の回想によって語られるゲンドウとユイ、冬月の関係、ネルフ誕生の経緯。加持さんの件は知ってても落ち込みます2017/12/28
ゼロ
45
シンジのサルベージから始まり、冬月先生の過去、碇ユイという女性について、綾波レイの想い、加持リョウジの最後、赤木リツコの執着と内容が盛り沢山となっていました。今までは碇シンジにスポットを当てていましたが、周りの人物にもスポットを当てて、物語を深く、深く見ていくことになっています。さて、笑っているキャラも少なくなり、陰鬱な雰囲気が多くはなっています。大人は自分のエゴのために動き、子供は振り回されている。でも、振り回されながらシンジとレイは変わってきている。アスカだけが変わらないので、心に限界を生じることに。2015/03/29
mitei
45
ある程度この世界観がみえてくる巻だった。2010/12/27