- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
出版社内容情報
変異種との戦闘で自信をつけたミソラたちだったが、ランキング戦ではいまだ勝ち星ゼロ。教官であるカナタの更迭を賭け、ユーリ率いる小隊との模擬戦が行われることに。一方学内ではある実験が進められていて……。
内容説明
“魔甲蟲”という脅威によって地上を奪われ、天空の浮遊都市に人類が住まう世界。人類は魔力をもって“魔甲蟲”に対抗するウィザード―空戦魔導士を生み出していた。変異種との戦闘で自信をつけたミソラたちだったが、ランキング戦ではいまだ勝ち星ゼロ。空戦魔導士科長は、ついにカナタに更迭を申し渡す。カナタは自身の進退とある条件を賭け、特務小隊のユーリ率いるチームとE601小隊の模擬戦を提案するのだが…。一方、学園の地下研究所では変異種を使った実験が進められていて―。裏切り者と落ちこぼれ少女たちの学園バトルファンタジー!
著者等紹介
諸星悠[モロボシユウ]
第24回後期ファンタジア大賞、金賞受賞作『空戦魔導士候補生の教官』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
37
変異種との戦闘で自信をつけるもランキング戦では勝ち星ゼロ。更迭を申し渡す空戦魔導士科長に、カナタは進退とある条件を賭け、ユーリ率いるチームとE601小隊の模擬戦を提案する第二弾。課題の多い小隊の底上げのため、普段と違うポジションで戦わせてみる特訓は、わりと理に適っているように思えて納得感。カナタへのわだかまりが解消しつつあるユーリの小隊加入は、ちょうどいいアクセント的な存在になりそうですね。前巻に比べると多少読みやすさも改善して、著者さんがこの作品でこういうものが書きたいんだというのはとても感じました。 2015/08/05
Yobata
35
キメラを倒したものの未だランキング戦では勝ち星がないE601小隊に対し、空戦魔導士科長はカナタを更迭し、特務小隊の副隊長ユーリを当てようとするも、カナタはそれを拒否し、ユーリの小隊との模擬戦を持ちかけ…。ユーリ回。かつて憧れだった先輩が裏切り者となり、それが失望,憎悪に変わってしまったけれど、心の底では未だカナタの事を嫌いになれないと素直になれないユーリは、なかなかいじりがいがありそうな可愛いらしい子でしたね。そんなユーリに全く意に返さないカナタは自身の進退を賭けて小隊バトル。今回の特訓は→2016/05/05
まりも
27
1巻の時の欠点をある程度治せているおかげで結構面白くなってきましたね。今回は主人公が戦闘にそこまで参戦していないからか余計に小隊の教え子たちの成長がわかりやすかったですね。ユーリは完全に報われない系のヒロインになり始めていますが彼女が小隊に加わることで今後もっとにぎやかになって楽しくなりそう。途中なんかおかしい文章があったりとまだ誤字脱字も含め文章は改善してほしいかな。2013/11/23
METHIE
25
作者も後書きで言っているが誤字脱字がまともになっている。 但し動きは速いがの後に動きは単調と言うのは意味が通じるが後半は動作とした方が良い。 お話はとうとう彼女たちの勝利と敵チームに纏わりつくストーカー退治、そりゃ惚れ直すわ。2014/06/20
リプトン
25
思ってた以上に面白かったです。今回のバトルがむやみに主人公の俺tueeeではなく小隊の教え子達の成長を感じさせる戦闘だったのがよかったと思います。主人公も結構しっかり教官してるし、個人的には主人公が自分で戦うよりも教官として小隊メンバーを上手く生かしていく展開の方が好みなので今巻みたいな感じを今後も期待したです。主人公の鈍感さや先の展開が予想しやすかったり、少しおかしな文章があったりしましたが、内容や世界観は好きなので次巻も楽しみです。2013/12/04