PHP新書<br> 本屋を守れ―読書とは国力

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本屋を守れ―読書とは国力

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  • サイズ 新書判/ページ数 185p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569846651
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0230

出版社内容情報

15歳の読解力はOECDの調査で過去最低。駅前からは書店が消えていく。これで日本人の文化と教養が守れるのか! 怒りの国防文化論。

内容説明

日本人の15歳の読解力はOECD(経済協力開発機構)の学習到達度調査で急落。月に1冊も本を読まない中高生や、移動時間に新聞や文庫本を読まず、スマホしか見ない大人たち。町の本屋の数は減る一方。著者いわく、これらは国家全体に及ぶ「読書離れと教養の低下」にほかならない。めざすは「書店の復活」である。愛国の数学者が独自の直観と分析によって達した結論。

目次

1 国語力なくして国力なし
2 読解力急落、ただ一つの理由
3 読書こそ国防である
4 町の書店がなぜ大切か
5 デジタル本は記憶に残らない
6 本を読まない「日本の反面教師」トランプ
7 日本は「異常な国」でよい
8 国家を瓦解させる移民政策

著者等紹介

藤原正彦[フジワラマサヒコ]
お茶の水女子大学名誉教授・数学者。1943(昭和18)年、旧満洲・新京生まれ。東京大学理学部数学科大学院修士課程修了。理学博士(東京大学)。78年、数学者の視点から眺めた清新な留学記『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。新田次郎と藤原ていの次男。著書に『名著講義』(文藝春秋読者賞受賞、文春文庫)、『孤愁 サウダーデ』(新田次郎との共著、ロドリゲス通事賞受賞、同前)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aya Murakami

112
図書館本 本にうもれて死ね…、断捨離を批判した箇所が目次の時点で目をひきました。そうですね、役に立たないから捨てるというのは発想の貧困としかいいようがないですね。そして積読万里の長城状態でもよいという自信にも(読むペースをおいこして本が増えていく) 読解力…本当になんで順位がさがったのでしょう?個人的にはスマホ禁止読書強制でも読解力は上がらず、却って読書嫌いが増えると思っています。やはり時間がかかっても良書に出会うことが特効薬ですね。2022/03/26

海月

87
これは期待してなかったけど実に興味深い内容でした。本を読ませる教育。必要だと思います。自分も学生はほとんど本を読んでなく大人になった今後悔しています。高校では朝の10分読書も嫌々でした。ただ内容が楽しいと授業中に隠れて読んだりはしてる破天荒振でしたね。本を読むと同時に電子書籍の話も出てきた。インクの匂いとか本の重みも分かるんですが、電子書籍も案外いい物ですよ。確かに街の本屋さんは閉店余儀なくされるかもしれないですけど著者も僕らも共存していけたらと切に思ってます。暗い部屋でも読めるのは進歩です(笑)2022/04/11

クプクプ

86
藤原正彦はアメリカとイギリスで数学を教えていたので、トランプ元大統領の英語がいかに汚いかは勉強になりました。またイギリスのは数多くのユーモア小説がありますが、ドイツにはなく、ドイツは移民を受け入れて失敗したと書いてあり、世界の現実が少しわかりました。藤原正彦は数学者ですが、子供たちに教えるなら、数学より国語を先に教えるべきだと書いてありました。スマホより本を読むことが大事、本を読むことは孤独を知るということ、人間は孤独から学ぶという言葉は当たっていると感じました。2022/06/14

けんとまん1007

85
基本線は大いに賛成!とにかく、活字を読む、それも本を手にとって読むことは必要だと考えている。本の重さ、質感なども意味があると思う。それを踏まええの教養、リベラルアーツ。ここが、人としての深みになるのだと思う。また、英語教育についても同感。落合陽一さんも言っているように、真のグローバル人材は、英語を話すことではなく、自分の意見をきちんと伝えかつ評価してもらうこと。翻訳機のほうが、遥かに先へ行ってしまうのに。2021/04/17

あすなろ

77
自ら本に手を伸ばす子供を育てるべき。そして読書こそ国防となり国力であると説く藤原氏のインタビュー記事集。読書習慣あり趣味である我々には小気味良いセンテンスが並ぶ。多少極論的なことあれど、僕も読書を忙しくても辛くてもしないという生活をする方に対し、言葉にはしないがすごく惜しい寂しい人生を送っていらっしゃるのだなあと思っています。読書程、自分と向き合い孤独にも向き合い、救われ、血肉となり、擬似体験や納得により人生を豊かにしてくれるものはないのに。なお、本屋を守れという題名より読書論と教育論に近しい本である。2020/03/22

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