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出版社内容情報
サッカーW杯でベスト4を目標に掲げる岡田ジャパンだが、不安材料は数え切れない。誰よりも日本人のサッカーを理解している前監督が、日本サッカーの弱点と可能性を指摘する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
べっち
23
★★★★サッカーをそんなに知らなくても面白く読めるからと勧められ読んでみました。自分はサッカーはそこそこ好きだが、確かにサッカーをそんなに知らなくてもいろいろためになった。特に印象に残っているのは、日本人は責任感に限界を作る。自分で仕事の範疇を決め、それを達成すると、後は自分の責任ではないと考える。また、責任感が強すぎる故にリスクを負わなくなってしまう。自分にも当てはまるな〜と思った。あとは、目上の人にも敬意を払いつつ、しっかり意見を言うこと。これはこれから社会人になる身として実行したい。2014/12/27
佐島楓
21
私はサッカーについて特に詳しくないので、ところどころわかりにくい箇所があった。スポーツにおいても結果精神論になるのだな、というのが感想である。私もいつもハングリーでありたいものだ。2012/07/19
tatsuya
20
四六時中サッカーのことを考えて生活してる姿が目に浮かぶ。そうでないと、ここまでの研究量に至らない。現代の戦術的なトレンドから選手個人の特徴まで把握し分析している。マイナーの国やリーグ事情まで抑えてるあたりに徹底ぶりを感じる。海外はサッカーと生活が一体化してる。このような関心の高さに、日本は追いつく日がくるのだろうか。2017/04/30
さっちも
17
「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」のような話が続き、深く知る事の重要性に気づかされる。状況が分からず対策も対応もないのだと、、、思い込みを排し、あらゆる可能性やリスクに目を見開き、高いレベルで、思考・実践する態度に頭が下がる。「何かに勝つためには、リスクや犠牲を負わなければいけないのだ--------もう少しのリスクが必要なのだ。それは個人のリスクであってもいい。チーム全体であってもいい。リスクを負うことによってゲームで敗戦を味わうことより、もっと多くのものを得ることができる」という言葉にグッときた。2017/11/11
Yスキー
16
読んでみて、改めて倒れたことが残念でならない。この人に代表を率いてもらって、W杯へ臨んでほしかった。。2010/06/06