- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 角川oneテーマ21
内容説明
消費者の心と行動を読み解き、「買いたい!」を創り出す。
目次
第1章 脳は不況を知らない
第2章 脳はこうして買い物をする
第3章 モノを買わない脳、「私」を買う脳
第4章 購買行動を創り出すマーケティング
第5章 顧客の感性を育成する
第6章 脳の二つの回路を磨く
著者等紹介
小阪裕司[コサカユウジ]
オラクルひと・しくみ研究所代表。日本感性工学会理事。静岡大学客員教授。九州大学大学院非常勤講師。人の「感性」と「行動」を軸にしたビジネスマネジメント理論とメソッドを開発・研究する。山口大学人文学部(美学専攻)卒業後、大手流通業、広告代理店を経て、1992年オラクルひと・しくみ研究所を設立。2000年から主宰している実践企業の会には、現在、全都道府県から約1500社が集う。北米神経科学会(Society for Neuroscience)正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
手押し戦車
15
普段の何かをする時に脳内でドーパミンが動き動機が起こる。歩く行動も脳内でドーパミンが出て立ち上がったり出来る。新しい情報に反応してドーパミンが出ると強烈な満足感の核心になり動機をスタートさせる。感性情報と購買モデルの問題点と原因を探し他のビジネスの事例や経験を現場で実践して膨大な情報を蓄積していくことで、直感で最善の販売マーケティングが出来る。事例を学ぶときは顧客の立場でどんな価値観を持った顧客の喜び、困り事や悩みワクワクしているかを重視してシュミレートする事で価値がや要望が見えるマーケティングになる2015/01/21
B.J.
7
●havingの消費から、beingの消費へ ●「買う」というのは人の「行動」。 ⇒1つ目は、「買いたい」か「買いたくない」か、というハードル。▼「買う」という行動にとっ て最も重要なことは、「買いたい」か「買いたくない」かなのである。▼このハードルを勢いよく超えていくには、何が必要か。『動機』と呼ばれているものである。⇒2つ目は、「買える」か「買えない」かのハードル。▼不況は、2つ目のハードルを高くする。・・・本文より2020/04/01
かつどん
6
「買う」という行動の本質に迫り、いかにして売り手の新たな視点を見つけられるか。 いわゆる「~販売テクニック」といった類ではない。買い手の心にどういう刺激があり購買に至るのか。またその刺激をどう生み出せば良いか。 そこに気付けられたら、自身のビジネスに応用が効く。 本書の言わんとすることを良く理解出来たら、今までになかった視点が見えてくる。この気付きは、つまらない仕事が、面白くなるスイッチでもある!2015/10/30
poke
5
お客さんの購買の行動モデルを分解して書き出す。その行動モデルのうち、お客さんにまかせておくとしてくれない行動に意識的にお客さんの感性に働きかけ動機付けを行う。嗜好品については著書にあるようにお客さんはワクワクする未来を買いに来る、ということを頭に置いておくべきなのかもしれない。2017/04/24
ロデタ
4
よくわかる。書いてあることはよくわかるんだけど...2022/05/01