出版社内容情報
あの頃、彼らは少年だった。そして今、人類は滅亡する。20世紀を生きてきた少年達は、いかに世界を救い戦ったのか…最後の冒険が、始まる。
▼第1話/ゆーみん党▼第2話/逃走▼第3話/つながり▼第4話/愛と平和▼第5話/七色キッド▼第6話/光▼第7話/爆破▼第8話/秘密基地▼第9話/ロボット会議▼第10話/地下の帝王▼第11話/闇の奥●主な登場人物/遠藤健児(通称ケンヂ。自分が子供のころに書いた「よげんの書」通りに、謎の男“ともだち”が世界を滅ぼそうとしているのを知り、戦う決意をする)、ショーグン(バンコクの裏社会で、トラブル処理を請け負っている謎の日本人。その正体は、ケンヂの幼なじみ、オッチョだった)●あらすじ/2000年、夏。タイはバンコクの暗黒街に生きる謎の男“ショーグン”。彼は偽造ビザでバンコクに滞在し、やっかいなトラブルの処理を請け負っている。ある日、ホテルから「日本人観光客が薬のやりすぎで死にかけている」という連絡が入った。駆けつけたショーグンに、虫の息のその男は最後の力をふりしぼって「ともだち」の名を口にする……(第1話)。●本巻の特徴/友民党の党首・万丈目をはじめ、不審な動きをみせる“ともだち”の組織。そして、その一味に命を狙われるショーグン。そんな彼のもとに、一本の電話がかかってきた。受話器の向こうで電話の主は、ショーグンに向かってこう
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