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出版社内容情報
皇室に伝わる究極のマナー。もしも皇室から招待を受けたら・・・。日本に古くから伝わる伝統、習わし。元・皇室料理人であった著者が、分かりやすいでアドバイスする究極のマナーガイドの1冊!
内容説明
宮中の厨房で腕をふるった著者が、“空想”晩餐会にあなたをご招待。招待状が届いてから宴がはてるまで、究極の饗宴の一部始終を再現。元宮中料理人が指南する、究極の宴のマナー術。
目次
1 菊の紋章入り招待状が舞い込んだ
2 いざ皇居へ
3 宮中晩餐会が始まった
4 これが宮中の饗宴だ
5 乾杯とスピーチ
6 マナーを愉しむ心
著者等紹介
渡辺誠[ワタナベマコト]
1948年、東京生まれ。70年より宮内庁管理部大膳課に勤務、東宮御所の主厨を経て、96年退官。現在は、くらしき作陽大学食文化学部講師、フランス料理とマナーのサロン「ル・ファン・デュ・ファン」主宰。また、食文化研究家としてTVや雑誌などで活躍中。主な著書に『洋食のマナー手帳』(小学館)、『渡辺誠のフランス料理のおいしい常識』(平凡社)、『ロイヤル・ディナー』(主婦と生活社)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
29
☆☆☆☆ 自分には縁のない世界と思いつつも、晩餐会の高貴な雰囲気を味わって見たくて、この本を手にした。マナーとプロトコール。要はお互いに気持ちよく過ごすための配慮であり、あまりカチンカチンに考えることはせずとも良いようだ。それにしても晩餐会には数々の「失敗」するリスクが隠れている。万が一自分が宮中晩餐会に呼ばれるようなことがあれば、この書をもう一度熟読しなければならないと痛感した。2020/08/24
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
28
▼読んでよかった。国際的プロトコールに則った知識を楽しく習得できる良書。▼料理や飲み物の名前で難しいものも出てくるので、大辞林か広辞苑を参照しながら読むと理解が深まる。庶民から縁遠い宮中晩餐会の様子が目に浮かぶように理解できる。また、衣装の準備など事前の備えのことから書かれているのは親切だ。▼ナイフとフォークを上手く使いながら料理を楽しむ術ももちろん説明されており、この本で得られる知識はあらゆる食事会やパーティに応用できるものだと感じた。▼著者が故人であることを本当に惜しく感じた。2021/07/19
ふろんた2.0
15
万が一に備えておこうと思って読んだが、衣装を選ぶ段階で自己破産することが分かった。招待されても丁重に辞退しよう。2013/05/13
ユウユウ
14
全てを最高のおもてなしのために。20年前に出版のもので、メインで紹介されている晩餐会は1975年のエリザベス女王来日の歓迎晩餐会の時のものなので、少し前時代感は否めないものの、壮麗さや格式の高さを想像するには十分。そしてなによりも大膳課の仕事に圧倒される。2021/12/23
Akito Yoshiue
11
知らないことばかりで興味深い。2017/09/26