問題解決フレームワーク大全

堀 公俊【著】

日経ＢＰＭ（日本経済新聞出版本部）（2015/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 221p／高さ 21cm
• 商品コード 9784532320201
• NDC分類 336.1
• Cコード C3034

出版社内容情報

問題が片付かない。でも、いつも同じやり方ばかりでは？　経営学、社会学、心理学といった垣根を越え多様な分野の問題解決技法から３７種を厳選。使えそうな新手法をカタログのように選んで即、試してみてください。

内容説明

ビジネスの難問も、人生の悩みも、この１冊で。ロジックツリーから行動分析学まで、経営学・社会学・心理学・教育学とジャンルの垣根を超えた問題解決のオールスターキャスト。使える道具は多いほうがいい。

目次

第１章　ギャップ・アプローチ―真の原因を見つけ出す
第２章　創造的アプローチ―斬新なアイデアを生み出す
第３章　合理的決定アプローチ―最適な解決策を選び取る
第４章　ポジティブ・アプローチ―目標の達成に歩を進める
第５章　対立解消アプローチ―ジレンマから抜け出す
第６章　認知転換アプローチ―問題のとらえ方を換える
第７章　ホールシステム・アプローチ―智恵の創発を生み出す
第８章　実践！７つのアプローチ―問題解決を実践してみよう！

著者等紹介

堀公俊［ホリキミトシ］
１９６０年、神戸生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。大手精密機器メーカーにて商品開発や経営企画に従事。９５年より組織改革、企業合併、教育研修、コミュニティ、ＮＰＯなど多彩な分野でファシリテーション活動を展開。２００３年に有志とともに日本ファシリテーション協会を設立し、初代会長に就任。研究会や講演活動を通じてファシリテーションの普及・啓発に努めている。現在：堀公俊事務所代表、組織コンサルタント、日本ファシリテーション協会フェロー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[YJ]

抜群に面白かった。可能性が広がりますね。マズロー:ハンマーしかないと、すべてが釘に見える。アンチプロブレム、バリューグラフ、レジリエンス(折れない心)、システムシンキング。技術的か問題から適応的な問題へのシフト。

2017/02/02

[ヤマダイ]

最近読んだアドラーの心理学の考え方など、７つのアプローチ方法、３７の解決方法が記載。どの方法を使えばいいのか悩む。デスクの近くに置いて使いながら覚えるのがいいかな。

2016/06/16

[RingWondeRing]

いいですねっ。フレームワークという知的な道具のカタログみたいでペラペラめくってるだけで楽しいです。それこそ問題解決の各段階に使えるフレームワークをMECEに紹介してる感じで、気持ちいい。切羽詰まってる時に慌ててめくるより、「今は順風満帆でうまくいってるよ」と思いこんじゃってる時こそ役立ちそうです。

2015/09/23

[Moloko]

問題をどう整理して定義付けを行って、解決策のアイデアをどうやって捻出するかの手法を学ぶのに丁度良かったし、参考文献もついているので更なる学習にも丁度良かった

2018/03/22

[りけし]

「ハンマーしかないとすべてが釘に見える」 この本は、問題に対するいろいろな見方を提供してくれる。いま直面している問題が釘なのか杭なのかはたまた…。 上手い解決策をひらめくための思考法が詰まっている。

2016/08/27