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出版社内容情報
不透明な政治、リコール問題、相次ぐ企業倒産――。危機的状況が多発している日本。潜在する無数のリスクに対する解決策がここにある。すべてのビジネスマンにおくる、「危機管理」の必携書!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
77
15年前のリスク・マネジメントの本ですが、今も通用するものであると思います。総合電機企業が今、問題になっていますが、十数年前にも顧客のビデオ修理に絡む問題でかなりマスコミなどの叩かれた経緯があります。昔の経験などが別の意味で生きていないのではないかと思われます。このような手軽な本を研修で使えばいいと感じます。2015/09/23
Humbaba
2
企業がリスクを考えるときは、トップダウン式にしなければいけない。細かいところは現場の判断に任せるが、普段とは全く違う価値判断が含まれる以上、大枠をトップが提示する必要がある。2010/03/14
一穂青燈
1
お借りした本。読書ノート作り済み。2000年の著作なので具体的逸話は懐かしくも内容的には幅広く、リスクマネジメントの秀逸な教科書。冒頭はキューバ危機が題材で、「イメージできないことはマネージできない」が合言葉です。企業がリスクにどう向き合うかの基本理念と、それを実現するイベントツリー作成や模擬裁判の方法が、連邦危機管理行政庁などの豊富な具体例とともに余すところなく説明されています。リスクリストも多岐にわたっていて役立ちます。この分野を学ぶ人に勧めたいと強く思います。教育研修プログラムも受けてみたいです。2016/03/24