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出版社内容情報
重大ニュースの陰に隠れて学校では習わないけれど、世相を映して「そうそうあの時代はこうだった」と本当に思えるのはB級ニュース。生活に密着したニュースを新たに知ったり懐かしく思い出したりするのに格好の本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つちのこ
2
2000年12月初版。21世紀を迎えるにあたって100年分のニュースを編集したダイジェスト版。B級ニュースを謳っているが、内容はお堅く真面目なものからどうでもいいものまで様々。例を上げると1980年は【一億円の落とし物】という記事がある。これはよく覚えている事件で、落とし主が現れずに、拾った〇〇さんのものになったというオチがあった。よほど有名な事件だったのか、拾い主の名前まで覚えているからお笑いである。まぁ、寝転んでパラパラめくるには、暇つぶしにちょうどいい本ですね。2008/10/16
りん
0
100年分の出来事を200ページに纏めるのはやはり難しいのか、個別の内容の薄さが目立つ。興味を持った事柄には積極的にWikipediaなどで調べてみるのが良いだろう。心中・自殺ネタや戦後はアイドル関連が多く、時代時代の風俗や生活に軸足を置いたものを期待していたので少し残念。また、私が知る限りにおいても幾つか誤りが見られたので案外いい加減な本なのかもしれない。とは言え、100年間での日本の変化や現代の生活がどのように形作れらていったかという部分はなかなか面白い。時代の流れを読む本としては悪くないと思われる。2012/05/28