角川選書<br> 源実朝―歌と身体からの歴史学

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角川選書
源実朝―歌と身体からの歴史学

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047035621
  • NDC分類 911.142

内容説明

近代以降、実朝はもっぱら和歌の面で高く評されたが、実朝は歌人として生きたわけではなかった。鎌倉幕府の若き三代将軍、関東の長者としていかに政治に臨み、内紛に対処し、熊野詣にならった箱根権現・伊豆山権現の二所詣を行い、仏道にいそしみ、和歌創作に励んだのか。これらを『金槐和歌集』『吾妻鏡』『愚管抄』などによって跡づけ、鴨長明、栄西らからの影響関係も含めてその全体像を詳細に検証。実朝の肉声と史実に迫る。

目次

1 東国の王(和歌から実朝を探る;将軍にいたるまで;将軍実朝の成長)
2 王の歌(試練を乗り越え;和歌を詠む喜び;実朝の徳政)
3 歌から身体へ(慈悲と無常;和田合戦;合戦の影響)
4 王の身体(再起を期して;家名をあげるべく;主なき宿となりぬとも)

著者紹介

五味文彦[ゴミフミヒコ]
1946年生まれ。放送大学教授、東京大学名誉教授。東京大学文学部教授を経て現職。日本中世史専攻。2004年に『書物の中世史』で第26回角川源義賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

甥の公暁に暗殺された悲劇の鎌倉三代将軍・実朝。その実朝はなにを信じ、発信して、どう行動したか。それらを『金槐和歌集』『吾妻鏡』『愚管抄』などによって詳細に跡づけ、歴史背景とともに実像を明らかにする。