内容説明
史上最高の兵法書といわれる『孫子』。二千年以上の時を超え読み継がれる兵法は、どのように生まれ、伝承されてきたのか。現代社会を生き抜くため、ビジネスに応用するために必要な、兵法戦略の要点と特色を明らかにする。時代ごとに変遷する中国兵法の系譜を追った本書は、『三国志』をはじめとする、中国の歴史書を読むために必携の書。兵法用語や兵書名を簡潔にまとめた「中国兵法小事典」付き。
目次
第1部 孫子兵法二十講(作戦の立案とは?;戦いの義とは? ほか)
第2部 中国兵法の展開(兵書はどう分類されたか;呪術的兵法の系譜 ほか)
第3部 中国の軍神(戦争神の登場―黄帝と蚩尤の戦い;蚩尤像の変容 ほか)
附録 中国兵法小事典
著者等紹介
湯浅邦弘[ユアサクニヒロ]
1957年、島根県生まれ。大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。大阪大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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